
静岡・大井川上流No.791★★地図で見る →
寸又峡 夢のつり橋
大井川の上流、山あいのダム湖に板を渡した吊り橋が架かる。乳白色を帯びた青緑の湖で、車では近づけない。最後の道は歩行者だけの遊歩道になり、橋は人数を区切って渡るため、板の上が人であふれることはない。
- 起点金谷駅
- 約2時間鉄道+バス・約2時間
- 降車寸又峡温泉入口(川根本町町営バス)
- 徒歩
- 寸又峡 夢のつり橋
狙い目
有名な場所で、時期によっては混む。難所は歩きよりも、橋の手前にできる待ち列のほうだ。それでも山深く感じられるのは、行き方のせいだろう。一部が不通の鉄道と小さな町営バスを乗り継ぎ、最後は車の入れない道を歩く。着くまでがこの場所のほとんどを占めていて、そこを計画する価値がある。
場所
静岡のほかの記事 16件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- プロムナードコース入口ゲート車が入れるのはここまで。先は歩行者だけの遊歩道になる
- くろう坂遊歩道から湖畔へ一気に下る、急な階段の坂
- 夢のつり橋板を並べた橋。定員は10人で、混雑時は一方通行になる
- 尾崎坂展望台対岸の斜面を長い階段で上りきった先にある展望台
- 飛龍橋林業の時代に架けられた幅のある橋。峡谷をまっすぐ見下ろせる
実際の行き方
- JR金谷駅→新金谷駅(金谷駅でホームを移り、大井川鐵道の普通電車で約4分)。
- 新金谷→千頭(大井川鐵道大井川本線。家山〜千頭は現在、川根本町の代行バス)。
- 千頭駅→寸又峡温泉入口(川根本町町営バス・寸又峡線)。
- バス停→プロムナードコース入口ゲート→くろう坂の階段→夢のつり橋(徒歩。ゲートから先は車が入れない)。
- 金谷から大井川鐵道と町営バス
- JR金谷駅→新金谷駅(金谷駅でホームを移り、大井川鐵道の普通電車で約4分)→大井川鐵道大井川本線で千頭方面へ。川根温泉笹間渡〜千頭は台風被害で不通が続いていて、家山〜千頭は川根本町の町営バスが代行している。千頭駅からは寸又峡線の町営バスで約40分。
- 千頭へ戻り、代行バスに乗り継ぐ
- 町営バスで千頭へ戻り、代行バスで家山、そこから列車で新金谷へ。いずれも本数の少ない路線の乗り継ぎで余裕がない。帰り際ではなく、着いた時点でバス停の最終便を確かめておきたい。
どんな場所か
寸又峡は、静岡県北部の山中、大井川の支流沿いにある峡谷だ。橋の下の湖は、大間ダムがせき止めてできたもので、南アルプスから流れ下る寸又川と大間川が合わさる場所に、発電のために築かれた。人が見に来るのはこの水の色だ。淡く不透明な青緑で、まるで染めたように写る。運営側はこれを純度の話として説明している。浮遊する粒子もプランクトンも極端に少ないため、波長の短い青が散り、長い赤は吸われていく。橋を渡った先の道は展望台へ上がり、飛龍橋を経て戻ってくる。
おすすめの楽しみ方
行き帰りの歩きがこの外出のほとんどを占める。橋を渡り、展望台へ上がって飛龍橋から戻る一周まで含めると、全部で90〜120分ほどを見ておきたい。公式は「17時までに橋を渡って戻る」ことを求めていて、実質これが一日の締め切りになる。ゲートの手前に列ができる前に板の上へ出るなら、千頭からの早い便で入るのが確実だ。
歴史・背景
この峡谷は、歩いて楽しむ場所になるずっと前から働く場所だった。木材が何代にもわたってこの斜面から運び出され、遊歩道も切り通しも、周回路の対岸に残る飛龍橋も、その仕事が残していったものだ。ダムと湖はあとから来た。景色のためではなく発電のために築かれたので、吊り橋が渡っているのは川ではなく止まった水面になる。一帯は現在、奥大井県立自然公園のなかにあり、さらに上流の大井川源流部は原生自然環境保全地域として国の保護下に置かれている。
行く前に
- 現金
- 夢のつり橋そのものについて、公式の案内に入場料の記載はない。遊歩道の入口にあるゲートは車両の制限であって、料金所ではない。費用がかかるのは鉄道とバス、車で行くなら温泉街の駐車場だ。町営バスのために現金を用意しておきたい。
- 知っておきたいこと
- 橋は17時までに渡って戻ることが求められている。混雑期は一方通行になり、ゲートの手前に列ができる。冬期は町営バスの終点が温泉街の別のバス停に変わる。橋の先の道は長い急階段を上るので、誰にでも向く道ではない。
- 別ルート
- 車なら新東名の島田金谷ICから千頭経由でおよそ90分。温泉街に停めて、その先は歩くことになる。
- 降りたあと
- 寸又峡温泉入口で降り、温泉街を抜けてプロムナードコースの入口ゲートへ。そこから峡谷の遊歩道を湖まで下る。行きは約40分、その大半が下りだ。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。
