
三重・鳥羽No.971★★★地図で見る →
アコヤ真珠
〜鳥羽・養殖真珠発祥の島〜
鳥羽は自らを養殖真珠発祥の地と呼ぶ。その根拠が、港に浮かぶ島ひとつにある。いまは真珠博物館と記念館が置かれ、白い磯着の海女が潜ってみせる。駅から歩ける距離だ。
- 起点鳥羽駅(近鉄鳥羽線・JR参宮線)
- 約5分鳥羽駅から徒歩
- アコヤ真珠
場所
三重のほかの記事 17件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- パールブリッジ岸から島の入口へ弧を描いて架かる、屋根付きの歩道橋
- 海女の潜水実演昔ながらの白い磯着の海女が、浮かべた木桶とともに潜る一角
- 真珠博物館1階は真珠のできる仕組みと養殖、2階は天然真珠とアンティークジュエリー
- 御木本幸吉記念館養殖を成立させた人物の生涯。生家のうどん屋も館内に復元されている
- パールプラザ一周の終わりに立つ売店とレストラン。海越しに港の町並みを見返せる
実際の行き方
- 近鉄またはJRで鳥羽駅へ。
- 海沿いを平坦に歩いて島の入口まで。
- 陸側の入口棟で入場券を買い、掲示されている海女の実演時刻を確かめる。
- 橋を渡って一周する。実演の場所、真珠博物館、御木本幸吉記念館、パールプラザの順。
- 鳥羽駅から歩いて島へ
- 鳥羽駅には近鉄とJRの両方が乗り入れている。近鉄特急は名古屋からと大阪難波から、JRは名古屋からの快速みえが走る。特急は運賃のほかに特急券が要る。駅からは海沿いを平坦に歩いて約5分。島は駅の出口から案内が出ていて、そこから見えている。
- 帰りも同じ道で鳥羽駅へ
- 海沿いを引き返して駅に戻る。名古屋方面・大阪方面とも夕方以降は本数が減るので、閉島まで居るつもりなら駅の掲示で最終を確かめておきたい。伊勢神宮の最寄りである伊勢市駅は、近鉄で少し戻ったところにある。
どんな場所か
鳥羽の海岸線は沈んだ谷が入り組んでできていて、島と島のあいだの穏やかな水が、そのままアコヤガイの育つ条件になった。港に浮かぶ島のひとつが、まるごと真珠の話に充てられている。広さは約7000坪。岸からは屋根付きの歩道橋一本でつながっていて、一周は遠出ではなくただの散歩の距離だ。島の中には真珠博物館があり、養殖を成立させた人物の記念館があり、海女が潜ってみせる海の一角がある。橋の外、港沿いには真珠店が並んでいて、こちらは切符を買わずに歩ける。
おすすめの楽しみ方
海女の実演は日中1時間おきに行われる。ただし正午前後は間があくので、昼ちょうどに着くと次まで待つことになる。入口の掲示でまず時刻を確かめ、あいた時間に博物館を回るとちょうどいい長さになる。早く閉める日は、その日の最終の実演も繰り上がる。
歴史・背景
真珠は長いあいだ、偶然にしか手に入らないものだった。狙って育てようという試みは、ことごとく失敗していた。鳥羽のうどん屋の長男に生まれた御木本幸吉がこの海で挑み、1893年、この島で成功する。世界で初めての真珠養殖であり、宝飾の商いを養殖の石ごと作り替える産業の出発点だった。島が一般に開かれたのは1951年。以来ずっと見学の場所であり続けている。真珠が養殖される前からこの海に潜っていた海女も、その初期の仕事を支えた。実演がいまも続くのはそのためだ。
行く前に
- 現金
- 入場料は島ぜんぶで一本、海女の実演の見学も含まれる。支払いは陸側の入口棟で、大人1,650円、小・中学生820円。前売りの電子チケットがオンラインで買えるほか、鳥羽水族館や鳥羽湾めぐりとの共通券もある。駐車場は入場料とは別勘定。
- 知っておきたいこと
- 開いている時間は季節で動き、入場券の売り止めは閉場より前になる。出かける前に公式サイトで確かめておきたい。12月にも数日の休みがある。海女の実演は屋外で、見学する場所も外気にさらされている。雨でも実演はあるが、湾から吹く風は冷たい。
- 別ルート
- 伊勢からなら同じ近鉄線を少し下るだけなので、午前に伊勢神宮、午後に真珠島という一日が組みやすい。車の場合は伊勢二見鳥羽ラインを降りて、橋の陸側に停める。
- 降りたあと
- 鳥羽駅を海側に出て、真珠店の並ぶ海沿いの道を南へ進む。数分先に島へ渡る屋根付きの橋があり、その陸側のたもとに入場券の窓口が立っている。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。