
北海道中央・三笠No.892★★地図で見る →
三笠ジオパーク
市の全域がそのまま日本ジオパークになっている。一億年前のアンモナイトと、閉じた炭鉱の立坑櫓が、同じ谷のなかに数キロと離れずに並んでいる。
- 起点岩見沢ターミナル
- 三笠まで約25分北海道中央バス三笠線
- 降車幾春別町(北海道中央バス三笠線・終点)
- 徒歩
- 三笠ジオパーク
狙い目
三笠は隠れた町ではない。国の認定を受けたジオパークで、博物館もあり、札幌からは車ですぐだ。静かなのは、炭鉱を運んだ鉄道が失われて公共交通がバスだけになり、閉山以来ずっと人が減り続けているからだ。
場所
北海道のほかの記事 102件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 三笠市立博物館地元の地層から出た白亜紀のアンモナイトと、エゾミカサリュウの全身復元模型
- 野外博物館の遊歩道駐車場の裏から続く案内板付きの道。石炭層と大きく傾いた地層が露出したまま残る
- 旧幾春別炭鉱 錦立坑櫓現存するなかでは道内最古の立坑櫓。同じ遊歩道の途中から見える
- 旧奔別炭鉱 立坑櫓かつて東洋一と呼ばれた櫓。私有地のため見学は敷地の外から
実際の行き方
- 岩見沢ターミナル→幾春別町(北海道中央バス三笠線・三笠市民会館経由、終点下車)。
- 幾春別町バス停→三笠市立博物館(東へ徒歩5分)。
- 博物館の駐車場から野外博物館の遊歩道へ入り、石炭層と錦立坑櫓まで歩く。
- 幾春別町へ戻って岩見沢行きのバスに乗る。車なら谷を下って旧奔別の立坑櫓へ回る。
- 岩見沢ターミナルから北海道中央バス三笠線
- 岩見沢ターミナル発、三笠市民会館を経由して終点の幾春別町まで。観光協会は岩見沢から三笠市街までを約25分としている。幾春別町はさらに谷の奥なので、それ以上を見込んでおきたい。帰りの時刻は出発前に確かめておくと安心だ。
- 同じ三笠線で岩見沢へ戻る
- 幾春別町は終点なので、帰りのバスはすべてここから出る。時刻は停留所に掲示されている。歩き終えてからではなく、着いた時点で控えておきたい。裏手の遊歩道は、見た目より時間を使う。
どんな場所か
三笠は北海道のほぼ真ん中、石狩平野から桂沢湖へ東に伸びる谷にある。ジオパークは市内を六つのエリアに分けているが、読んでいくと六つの話ではなく一本の話になる。恐竜の時代の海の地層があり、その上に石炭が溜まり、石炭が町をつくり、やがて町から人が引いた。市立博物館は谷の奥、旧幾春別炭鉱の入口にあたる場所に立つ。裏手には案内板の付いた遊歩道が延び、石炭の層と大きく傾いた地層が、露出したまま斜面に残されている。
おすすめの楽しみ方
博物館は9時に開き、入館は16時30分まで。裏手の野外博物館は無料で、遊歩道は全長およそ1.2km、往復で1時間ほどみておきたい。11月から5月ごろまでは雪で閉鎖される。遊歩道での化石採集はできないので、石を持ち帰る場所ではなく、露出した地層を読みに行く場所だと思っておくといい。
歴史・背景
幌内で石炭が見つかったのは明治元年、1868年のことだ。続く調査は鉱山師だけでなく地質学者もこの土地へ呼び寄せた。出てきたのは石炭よりはるかに古いもので、およそ一億年前、白亜紀の海に生きたアンモナイトだった。学名にmikasaを持つ種がいくつもある。炭鉱はすべて閉じたが、市はその二つの層をまとめて日本ジオパークに認定された。
行く前に
- 現金
- 博物館の観覧料は確認時点で高校生以上450円、小中学生150円。20名以上には団体料金がある。野外博物館の遊歩道は無料で歩ける。
- 知っておきたいこと
- 博物館は月曜休館。月曜が祝日にあたる場合は翌日が休みになる。12月30日から1月4日も閉まる。野外博物館は冬季閉鎖で、目安は11月から5月ごろ。遊歩道での化石採集は認められていない。
- 別ルート
- 車なら道央自動車道の三笠インターチェンジから桂沢湖方面へ東に約20分。旧奔別炭鉱の立坑櫓も、同じ谷の道沿いに立っている。
- 降りたあと
- 幾春別町は三笠線の終点。停留所から博物館までは東へ徒歩5分で着く。野外博物館の遊歩道は正面玄関ではなく、博物館の駐車場から続いている。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。
