
広島西・宮島No.1170★★地図で見る →
宮島細工
〜杓子と宮島彫の木工〜
杓子、ろくろで挽いた盆、浮き彫りの宮島彫。島の木工の仕事がひとつの建物にまとまっているのが、宮島桟橋のそばに立つ伝統産業会館だ。産地組合が1階で品物を展示・販売し、上の階では体験も受け入れている。
- 起点広島駅
- 約45分JR+フェリー
- 降車宮島桟橋(JR・松大汽船)
- 徒歩
- 宮島細工
狙い目
杓子は島のどの土産物店にも積まれていて、この工芸を見落とすほうが難しい。会館のほうが静かなのは、建物が桟橋の脇に立っているからだ。船から降りた人の流れは、着いた瞬間に南の神社へ向かって折れていく。
場所
広島のほかの記事 25件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 宮島伝統産業会館の1階杓子・ろくろ細工の器・彫りの盆が並ぶ、組合の常設の展示販売
- 会館の上階の工房杓子に焼きゴテで絵柄を入れる体験、丸盆を彫る体験、もみじ饅頭の手焼き
- 参道の杓子店南へ数分。同じ品が土産物として並ぶ表参道商店街の一帯
- 大杓子全長7.7m・重さ2.5tのケヤキ材。神社に近い交流館に納められている
実際の行き方
- 広島駅→宮島口駅(JR山陽本線・岩国方面、約30分)。
- 宮島口駅→旅客ターミナル(地下道を通る)。
- 宮島口→宮島桟橋(フェリー、約10分)。
- 宮島桟橋→宮島伝統産業会館(ターミナルを出て左手すぐ)。
- JR山陽本線で宮島口へ、そこからフェリー
- 広島駅からJR山陽本線の岩国方面行きで宮島口へ。県の観光公式は約30分としている。駅から地下道を抜けると旅客ターミナルに出る。宮島桟橋までは二社が同じ航路を運航していて、どちらの券でも渡れる。
- 宮島桟橋から戻る
- 会館は桟橋のすぐそばなので、最終便に合わせるのが難しくない。宮島口行きの便は夜まであり、そこからJRで広島駅方面へ戻れる。体験で作った品を持ち帰るなら、ターミナルの掲示で発時刻を見ておきたい。
どんな場所か
宮島細工は、同じ工房で手がけられるいくつもの仕事の総称だ。平たい杓子、ろくろで挽いた盆や器、木をくり抜いた刳物、そして浮き彫りやしずめ彫りで表情をつける宮島彫がある。広島県は、この技の源を、社寺の造営のために島へ招かれた宮大工や指物師と、廿日市の背後の山から下りてきた木材に求めている。産地組合は桟橋の近くに会館を構え、仕上がった品を並べて売り、上の階を工房にあてている。同じ品は参道の土産物店にも並ぶ。
おすすめの楽しみ方
対岸からのフェリーは約10分で、会館は降りてすぐの距離にある。参道が混み始める前、島に入った最初の一手として寄るのがいちばん無理がない。杓子の焼き絵入れや彫りの体験は時間割で動いていて、予約が要る場合があるので、船に乗る前に決めておきたい。1階の展示販売だけなら予約はいらない。
歴史・背景
廿日市市は、島の木工の源を、社寺の造営のために京都や鎌倉から招かれた大工・指物師にさかのぼらせている。杓子はそれよりずっと新しい。市と産地組合はどちらも、1800年頃に僧の誓真が弁財天の持つ琵琶の形から考案し、島の人々に作り方を教えたと伝えている。宮島細工が国の伝統的工芸品に指定されたのは1982年だ。旧宮島町が作らせた大杓子は、2年10か月をかけて1983年に完成している。
行く前に
- 現金
- 体験の料金は組合が定めていて、その場で支払う形になる。掲載媒体によって金額の記載が食い違うので、事前に読んだ数字を当てにせず、申し込むときに確かめたい。フェリーは現金と全国の交通系ICカードが使え、運賃とは別に宮島訪問税がかかる。
- 知っておきたいこと
- 会館は週に一日と年末年始が休みと案内されているので、ここを目当てに渡るなら事前に確かめておきたい。体験は一回あたりの定員が決まっていて、埋まることがある。満席のときも、1階の展示販売と参道の店はふつうに見られる。
- 別ルート
- 広島市街からは広電宮島線で、同じターミナルの隣の広電宮島口まで乗り換えなしで行ける。JRより時間はかかる。広島港から船で渡る手もある。
- 降りたあと
- 宮島桟橋を出て左手、道が南の参道へ折れる手前に会館が立っている。歩く距離はごくわずかだ。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。