
福井・若狭 小浜No.1308★★地図で見る →
明通寺
福井県小浜市にある真言宗の古刹。鎌倉時代の本堂と三重塔はともに国宝で、県内の建造物では唯一の国宝だ。本堂に安置された平安時代後期の仏像まで含めて見応えがある。
- 起点東小浜駅(JR小浜線)
- 約10分東小浜駅からタクシー
- 明通寺
狙い目
隠れた寺ではない。福井県で国宝に指定された建物はここの二棟だけで、市や観光の公式サイトでも大きく紹介されている。ハードルは知名度より交通のほうだ。鉄道の駅から離れており、公式の案内もタクシーや車での所要時間を示している。
場所
福井のほかの記事 28件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 山門江戸時代に再建された二重門。鎌倉時代の仁王像が左右を守る
- 本堂石垣の基壇に建つ、檜皮葺き・入母屋造の国宝の堂
- 本堂の仏像本尊の薬師如来坐像と、その両脇に立つ大きな二体の像
- 三重塔本堂のすぐ奥に建つもう一つの国宝。檜皮葺きの三重の塔
実際の行き方
- 敦賀駅→東小浜駅(JR小浜線)。
- 東小浜駅→明通寺(タクシーで約10分)。
- 山門をくぐり、本堂へ進む。
- 本堂のあと三重塔へ回り、山門から境内を出る。
- JR小浜線で東小浜へ、タクシーに乗り換え
- 敦賀と東舞鶴を結ぶJR小浜線で東小浜駅へ。駅からタクシーで寺まで約10分。寺の案内ページに地元のタクシー会社が載っているので、前もって呼んでおくこともできる。
- 東小浜駅へ戻る
- 帰りもタクシーで東小浜駅へ(約10分)。寺を出る前に小浜線の時刻を確かめ、列車に合わせて車を呼ぶと待ち時間が少なくて済む。
どんな場所か
明通寺は、福井県西部・若狭地方の小浜市門前にある真言宗御室派の寺だ。境内の本堂と三重塔の二棟が国宝に指定されている。本堂は石垣の基壇の上に建つ入母屋造で、屋根は檜皮葺き。正面五間、奥行き六間の構えをもつ。三重塔も同じく檜皮で葺かれ、本堂のすぐ奥に建つ。本堂の中には平安時代後期の仏像が安置され、拝観者には堂内で短い説明がある。
おすすめの楽しみ方
寺の案内では、拝観は9時から17時まで(12月〜2月は16時30分まで)で、年中無休。閉門まで余裕をもって着けば、本堂の中で説明を聞いたあと、三重塔までゆっくり回れる。
歴史・背景
寺伝では、大同元年(806年)、桓武天皇の時代に征夷大将軍の坂上田村麻呂が開いたとされる。いまの本堂は鎌倉時代中期、正嘉2年(1258年)の建立で、三重塔は文永7年(1270年)に建てられた。二棟はのちに国宝となり、福井県内で国宝に指定された建造物はいまもこの二棟だけだ。平安時代後期の仏像4体も国の重要文化財に指定されている。
行く前に
- 現金
- 拝観は有料で、最新の拝観料は寺の公式サイトに載っている。拝観料のぶんの現金を用意し、タクシーでカードが使えるかは予約のときに確かめたい。
- 知っておきたいこと
- 寺の案内では定休日はないが、冬は閉門が早まる。団体で訪れる場合は、事前に寺へ連絡するよう求められている。
- 別ルート
- 車なら舞鶴若狭自動車道の小浜ICから約15分で、寺には大型バスも停められる駐車場がある。小浜市のコミュニティバス「あいあいバス」にも「明通寺」の停留所があるが、使うなら市のサイトで最新の時刻表を確かめてから。
- 降りたあと
- 東小浜駅は乗り換え地点で、目的地ではない。寺は駅から南南東へ直線で約4km離れているので、駅からはタクシーで寺へ向かう。
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