西尾の抹茶
実写(ライセンス済み)Evelyn-rose / CC0

愛知・西尾No.1267★★地図で見る →

西尾の抹茶

food穴場——実はすごい

愛知県西尾市は碾茶の主な産地で、抹茶に限った地域ブランドを全国で初めて得た土地。城跡の公園では、京都から移された公家の邸がその抹茶を一服ずつ出している。

  1. 起点名鉄名古屋駅
  2. 約1時間+徒歩15分名鉄・駅から徒歩
  3. 降車西尾駅(名鉄西尾線)
  4. 徒歩
  5. 西尾の抹茶

狙い目

名前は穴場どころか、菓子や飲み物のパッケージにも刷られている。見落とされやすいのは、ゆっくり一服できる場所のほうだ。それは駅から歩ける城跡の公園の中にあり、京都から移された邸の書院で出される。公園そのものは入園無料だ。

場所

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見どころ(歩く順)

旧近衛邸Evelyn-rose / CC0
  1. 旧近衛邸抹茶を出す書院。白砂利を敷いた枯山水の庭に面している
  2. 茶室床框が高く、点前座の奥に床の間を構えた「亭主床」の六畳間
  3. 本丸丑寅櫓1996年に復元された隅櫓。邸から木立の向こうに見える
  4. 西尾市資料館公園の南側に建つ資料館。西尾城の時代の資料を展示している

実際の行き方

  1. 名鉄名古屋→西尾駅(名古屋本線・西尾線でおよそ1時間。直通でなければ新安城で乗り換え)。
  2. 西尾駅→西尾市歴史公園(西へ徒歩約15分)。
  3. 旧近衛邸の書院で一服し、南へ歩いて櫓と資料館へ。
名鉄名古屋から名鉄で
名鉄名古屋から名古屋本線・西尾線で西尾駅へ。急行の一部は直通し、それ以外は新安城で乗り換える。乗車はおよそ1時間。西尾駅から西へ歩いて約15分で西尾市歴史公園に着く。
西尾駅から戻る
西尾駅まで東へ歩いて戻り、名鉄西尾線で新安城・名鉄名古屋方面へ。新安城止まりの列車なら、そこで名古屋本線に乗り換える。公園は夕方に閉まるので、列車を決める前に閉園時刻を確かめておくとよい。
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どんな場所か

西尾は愛知県西三河の市で、抹茶の原料となる碾茶の主な産地だ。茶畑は矢作川左岸の小高い丘に広がり、稲荷山の茶園だけでおよそ100ヘクタールある。摘み取りの前には茶の木を黒い網で覆って日差しを遮り、渋みを抑えて甘みを引き出す。乾かした葉は御影石の茶臼で挽く。碾茶の生産量は全国の約2割にのぼる。その抹茶を、城跡の公園に建つ旧近衛邸が、枯山水の庭に面した書院で出している。

おすすめの楽しみ方

旧近衛邸の呈茶は10時から16時まで。公園の開園時間より短いので、この間に着くようにしたい。書院から庭を眺めると、木立の向こうに復元された櫓がのぞく。5月なら、市内の茶畑で一番茶の摘み取りが進んでいる。

歴史・背景

西尾の茶は、1271年に実相寺の開祖・聖一国師が境内に茶の種をまいたことに始まるとされる。1872年には紅樹院の住職・足立順道が宇治から茶の種と製茶の技を持ち帰り、大正後期には碾茶づくりが主流になった。2009年、「西尾の抹茶」は抹茶に限った地域団体商標として全国で初めて認められた。旧近衛邸は、島津斉彬の娘が近衛忠房に嫁いだ縁で江戸後期に島津家が建てた邸で、のちに京都から移されてきた。

行く前に

現金
西尾市歴史公園は入園無料。旧近衛邸の抹茶は季節の和菓子が付く有料の呈茶で、料金は現地で確認を。
知っておきたいこと
開園は9時〜18時(10月〜3月は17時まで)。月曜(祝日の場合は開園)と12月29日〜1月3日は休み。呈茶の時間は開園時間より短い。
別ルート
豊橋・東岡崎方面からは、名鉄名古屋本線で新安城まで行き、西尾線に乗り換える。
降りたあと
西尾駅から西へ、市街地を歩いて約15分で公園へ。旧近衛邸は園内の北側に建っている。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。