
西三河・岡崎No.1045★★地図で見る →
岡崎城
徳川家康が生まれた城の跡に広がる、岡崎中心部の丘の公園。天守は近代の再建でデジタル展示に改められ、当時のまま残るのは空堀と野面積みの石垣、そして川沿いの長い石垣だ。
- 起点名鉄名古屋駅
- 駅から徒歩15分名鉄・全列車が停車
- 降車東岡崎駅(名鉄名古屋本線)
- そこから
- 岡崎城
狙い目
岡崎城は国内では名の通った城で、駅からの案内も整っている。穴場ではない。海外から来た人が取り違えやすいのは、この丘でいちばん新しいのが天守だという点だ。城の建物ではなく城跡として見れば、堀と石垣と川沿いの遺構のほうが主役になる。
場所
愛知のほかの記事 27件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 菅生川端石垣発掘で姿を現した川沿いの石垣。枡形の突出部が見えるよう整えられている
- 天守鉄筋コンクリートの再建。各階は映像と画面の展示、最上階は展望室
- 龍城神社城跡に鎮まる神社。家康誕生の折の金の龍の伝承にちなむ
- 東照公産湯の井戸生まれたばかりの竹千代の産湯を汲んだと伝わる井戸
- 三河武士のやかた家康館家康と三河武士を史料でたどる園内の展示館。甲冑の試着もできる
実際の行き方
- 名鉄名古屋→東岡崎(名鉄名古屋本線・全列車が停車)。
- 東岡崎駅→乙川を渡って岡崎公園へ(徒歩約15分)。
- 菅生川端石垣→天守と龍城神社→産湯の井戸→三河武士のやかた家康館。
- 帰りは来た道を戻るか、康生町からバスで駅へ。
- 名鉄名古屋本線で東岡崎へ
- 東岡崎には名鉄名古屋本線の全列車が停まる。快速特急から普通まで種別を選ばずに乗れるので、名鉄名古屋のホームで迷う必要がない。駅からは川を渡って北西へ徒歩15分ほどで公園に着く。同じ路線は南へ豊橋まで通じており、東海道新幹線からも乗り継げる。
- 東岡崎駅から戻る
- 川を渡り返して東岡崎駅へ。名鉄名古屋本線で北は名古屋、南は豊橋へ抜けられる。閉館まで公園にいたなら、康生町からバスに乗るほうが駅までは近い。夜は本数が減るので、町で夕食をとってから帰るなら発車案内を確かめておきたい。
どんな場所か
城は岡崎の中心、乙川が曲がるあたりの小高い丘にあり、一帯はいま公園になっている。目に入るのは天守だが、当時のものが残っているのはむしろその周りの地面のほうだ。空堀、粗い石を積み上げた野面積みの石垣、そして曲輪の輪郭。川沿いでは発掘によって、3か所の枡形を組み込んだ約400メートルの石垣が姿を現した。現存する城郭の石垣としては国内最長と伝えられたものだ。園内と両岸の川べりには、約800本の桜が植わっている。
おすすめの楽しみ方
天守は9時開館、最終入館は16時30分。年末の数日を除いて開いているので、公園歩きのほうに時間の主導権がある。まずは川側から入るといい。石垣も堀も券の要らない場所にあり、天守に上る前に見ておくと城の形が頭に入る。3月下旬から4月上旬は、公園と両岸の桜が18時から21時までライトアップされる。
歴史・背景
この丘に砦が築かれたのは1450年代のこと。西郷頼嗣が、いまの本丸の位置に構えたものだ。やがて松平氏、のちの徳川家が城主となり、1542年に城内で竹千代――のちの徳川家康が生まれた。徳川が東へ移ったあとは、田中、本多、水野、松平と城主が入れ替わっていく。1873年の廃城令で天守をはじめとする建物は取り壊され、いま建つ天守は1959年に再建されたものだ。
行く前に
- 現金
- 公園そのものは自由に歩ける。天守の入館料は大人300円・小人150円で、隣の三河武士のやかた家康館との共通券は大人650円・小人320円。いずれも公園の入口ではなく、それぞれの建物で支払う。
- 知っておきたいこと
- 天守が休むのは12月29日から31日まで。それ以外は屋根のない屋外で、堀も曲輪も川沿いの石垣もすべて外歩きになる。桜の二週間はかなり混み合い、夜はライトアップが入る。
- 別ルート
- 東海道本線のJR岡崎駅からは、康生町方面行きのバスに乗って「康生町」で降りると、そこから徒歩5分ほど。愛知環状鉄道の中岡崎駅からも徒歩15分で、こちらは桜並木の続く伊賀川の側から公園に入ることになる。
- 降りたあと
- 東岡崎駅からは北西へ向かい、乙川を橋で渡ってそのまま進むと、全体で15分ほどで公園に着く。駅前からは康生町経由のバスも出ており、そちらなら降りてから徒歩5分だ。
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