五稜郭
実写(ライセンス済み)Goryokaku-Tower / CC BY 4.0

北海道・函館No.702★★★地図で見る →

五稜郭

history王道を、いちばんいい形で

函館の中心近くにある、五つの角を持つ星形の土塁。水堀に囲まれ、歩くだけなら無料だ。星形が見えるのは隣のタワーからだけで、郭内で目に入るのは芝の斜面と橋と平らな周回路になる。

  1. 起点函館駅
  2. 約35分市電+徒歩・11〜16分間隔
  3. 降車五稜郭公園前電停(函館市電)
  4. 徒歩
  5. 五稜郭

場所

北海道のほかの記事 102件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

箱館奉行所663highland / CC BY 2.5
  1. 五稜郭タワー堀のすぐ外に立つ展望台。五つの角が星形に見えるのはここからだけ
  2. 堀に架かる橋水堀を渡って土塁の内側へ入る、郭内への入口
  3. 箱館奉行所江戸期の役所を一部復元した建物。郭内で唯一の有料施設
  4. 五つの稜堡五方向へ突き出した土の角。五稜郭という名の由来になった形
  5. 土塁沿いの周回路水面と盛り土のあいだを一周する、起伏の少ない道

実際の行き方

  1. 函館駅前→五稜郭公園前(函館市電・湯の川方面、11〜16分間隔、250〜300円)
  2. 五稜郭公園前→郭内の入口(東へ徒歩15〜18分)
  3. 堀の橋を渡り、人の少ないうちに土塁を一周する
  4. そのあと五稜郭タワーに上り、星形が見える高さから眺める
函館駅前から市電一本
函館駅前から湯の川方面行きの市電に乗り、五稜郭公園前で降りる。線路沿いで約3.5キロの区間だ。日中の運転間隔は11〜16分。運賃は区間制で、2025年12月の改定時点では250〜300円。電停からは東へさらに徒歩15〜18分かかる。
五稜郭公園前から戻る
五稜郭公園前まで歩いて戻り、函館駅前方面の市電に乗る。日中の本数は多いが、夜は28〜30分間隔まで開く。遅い時間まで残るつもりなら、帰りではなく行きのうちに電停の時刻を見ておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

五稜郭は函館のほぼ中心にある。五つの角を突き出した低い土塁を、水堀がぐるりと囲む。堀に沿った外周は約1.8キロ、堀の内側の広さは約12万5500平方メートルになる。郭内に入るのは無料で、門が開くのも早い。料金がかかるのは、土塁の内側に建つ復元された奉行所と、堀のすぐ外に立つ展望タワーの二つだけだ。城を歩くことと、城の形を見ることは、ここでは別の行為になっている。そして金がかかるのは後者のほうだけだ。

おすすめの楽しみ方

開門と同時に着いて、まず土塁を一周するのがいい。無料で、人もまだ少ない。タワーと奉行所が動き出すのは朝のもう少し遅い時間だから、星形の眺めはそのあとに取っておける。この順番なら、自分で払うと決めるまで一円もかからない。

歴史・背景

築造が始まったのは1857年。完成は1864年で、この年に箱館奉行所が郭内へ移った。設計したのは蘭学者の武田斐三郎で、ヨーロッパの稜堡式城郭にならった形だった。1868年から1869年の箱館戦争では、ここが最後の拠点になる。奉行所の建物は1871年に取り壊された。1952年に国の特別史跡となり、2010年には奉行所の一部が復元されて公開された。

行く前に

現金
郭内は無料。箱館奉行所と五稜郭タワーは、それぞれ別に料金がかかる。市電はICAS nimocaのほか、SuicaやKitacaなど全国相互利用の交通系ICカードと現金が使える。
知っておきたいこと
郭内には季節ごとの開門時間がある。北海道公式観光サイトは、4〜10月が5時から19時、11〜3月が5時から18時としている。冬は土塁も園路も雪と氷に覆われる。日が落ちたあとの土の斜面には照明がない。
別ルート
函館バスの「五稜郭公園入口」からなら徒歩約10分で、電停より入口に近い。五稜郭タワーのシャトルバスを使う場合は、タワー前で降りて徒歩約3分。
降りたあと
五稜郭公園前から幹線道路を東へ15〜18分。目印になるのは五稜郭タワーで、郭内への入口はその先にある。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。