金森赤レンガ倉庫
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

函館・ベイエリアNo.1168★★地図で見る →

金森赤レンガ倉庫

〜函館ベイエリアの倉庫街〜

history穴場——実はすごい

函館の港に面して並ぶ煉瓦の倉庫群。大火のあとに建て直された建物がそのまま使われ、店舗・ビヤホール・催事場・運河沿いの一画という四つの施設に分かれている。歩くだけなら無料。

  1. 起点函館駅
  2. 約15分市電2・5系統
  3. 降車十字街電停(函館市電)
  4. 徒歩
  5. 金森赤レンガ倉庫

狙い目

函館の行程表には必ず載る場所で、市電が動いている時間帯の岸壁はつねに賑やかだ。見落とされやすいのは、この街区に裏側があることだろう。棟のあいだには運河が通っていて、両岸に歩道がある。店の入口がすべて反対を向いているため、そこだけ人の密度が落ちる。

場所

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見どころ(歩く順)

BAYはこだての運河663highland / CC BY 2.5
  1. 金森洋物館倉庫をつなげた広い館内。生活雑貨や工芸、カフェが並ぶ
  2. 函館ヒストリープラザ屋根組みを見せたまま開かれた空間。ビヤホールと売店が入る
  3. 金森ホール約440平方メートル・約200名規模の催事場。演奏会や展示に使われる
  4. BAYはこだての運河煉瓦の棟のあいだを抜ける水路。橋が架かり、両岸とも歩ける
  5. 岸壁の正面石敷きの水際。妻面の並びの背後に函館山が重なる

実際の行き方

  1. 函館駅前電停→十字街(市電2系統または5系統、最短区分の250円)。
  2. 十字街→岸壁(海に向かって下り、徒歩5分ほど)。
  3. まず水際側を歩き、係船地に面した妻面の並びを見る。
  4. 棟のあいだの運河に入り、両岸の歩道を通って戻る。
函館駅から市電で
函館駅前電停→(市電2系統・谷地頭ゆき、または5系統・函館どつく前ゆき)→十字街、そこから岸壁まで歩く。確認時点で、この区間は最短の運賃区分にあたる250円。十字街までは2系統と5系統が同じ線路を走るので、どちらに乗っても構わない。
十字街から戻る
十字街まで坂を戻り、どちらかの系統で函館駅前へ。夕方以降は本数が減り、十字街から先の区間は共通区間より間隔が開く。閉店時間まで残るなら、電停の時刻表を見てから待ちたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

金森赤レンガ倉庫は、函館・末広町の岸壁沿いに建つ。一棟の長い建物に見えるが、中身は金森洋物館、函館ヒストリープラザ、金森ホール、BAYはこだての四つに分かれている。煉瓦は飾りではない。厚い壁、鉄の扉、妻面に残る屋号——荷を預かるための建物をそのまま転用しているので、内部には柱の少ない長い空間と高い天井が残っている。屋根の連なりの向こうには、函館山が街からそのまま立ち上がる。倉庫の前の岸壁が函館でいちばん写真に撮られる一角なのは、この重なりがあるからだ。

おすすめの楽しみ方

物販店はおおむね9時30分から19時まで。昼は買い物の通りとして、閉店後は水面を横に置いた静かな煉瓦の壁面として、同じ場所が二通りに使える。運河側は店の入口が岸壁を向いているぶん通り過ぎられやすく、水際を片道、運河を帰り道にすると一周で両方を歩ける。

歴史・背景

始まりは1887年。初代渡邉熊四郎が海沿いの既存の建物を買い取り、港の交易の伸びに合わせて営業倉庫業に乗り出した。1907年の大火はこの一帯を焼き、倉庫は六棟を失う。建て直しは1909年、燃えない材料で行われた。いま街区を煉瓦が特徴づけているのは、この選択の結果だ。建物はその後も長く荷を預かり続け、商業施設として開かれたのはずっとあとのことだった。

行く前に

現金
敷地と運河を歩くだけなら無料で、支払いが発生するのは店やビヤホールの中だけ。市電は距離制で、現金のほかSuica・PASMO・ICAS nimocaなどの交通系ICカードが使える。
知っておきたいこと
屋外の街区で、正面は開けた海だ。湾から吹く風を前提に着るものを決めたい。冬は運河沿いの歩道が凍ることがある。営業時間は施設ごとに違い、ビヤホールは物販店より遅くまで開いている。
別ルート
函館駅からは、朝市や古い商業建築の前を通って、海沿いをそのまま歩いて向かうこともできる。
降りたあと
十字街からは海に向かって下り、徒歩5分ほど。岸壁に出ると右手に倉庫の妻面が並ぶ。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。