有松 絞りの町並み
実写(ライセンス済み)Tomio344456 / CC BY-SA 4.0

名古屋南東・有松No.468★★地図で見る →

有松 絞りの町並み

craft穴場——実はすごい

旧東海道沿いに残る、絞商たちが建てた商家の町並み。名古屋市の南東、有松駅から歩いて数分。厚い塗籠の壁と瓦屋根は大火のあとの防火の形で、絞り染めの仕事は今も同じ通りで続いている。

  1. 起点名鉄名古屋駅
  2. 電車1本+徒歩5分名鉄名古屋本線
  3. 降車有松駅(名鉄名古屋本線)
  4. 徒歩
  5. 有松 絞りの町並み

狙い目

国の重要伝統的建造物群保存地区であって、隠れた場所ではない。ただ、城・駅前・美術館という名古屋の定番ルートからは外れている。もうひとつの特徴は規模だ。見どころが一本の通りに収まるので、丸一日ではなく、行き帰りの一時間で歩ける。

場所

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見どころ

竹田家住宅Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0
  1. 有松・鳴海絞会館括りの実演と絞り製品の展示を行う、町の絞り会館
  2. 旧東海道の町並み深い庇と格子、白い塗籠の土蔵が続く絞商の家並み
  3. 竹田家住宅街道沿いに残る絞商の屋敷。市の文化財に指定されている
  4. 岡家住宅同じく絞商の住宅で、市による建物公開が行われている

実際の行き方

  1. 名鉄名古屋→有松駅(名古屋本線・特急は通過)。
  2. 有松駅→旧東海道の通り(南へ徒歩約5分)。
  3. 有松・鳴海絞会館→西へ、絞商の家並みをたどって歩く。
  4. 同じ通りを東へ戻り、有松駅へ。
名鉄名古屋本線で有松へ
名鉄名古屋駅から名古屋本線で南東へ進み、有松で降りる。特急は通過するので、普通・準急、または停車する急行に乗る。ホームから保存地区までは徒歩5分ほど。
有松駅から戻る
帰りは有松から名鉄名古屋方面へ。日中は本数があるが、有松に停まらない速い種別が混じるため、ホームの案内で種別を確かめてから乗る。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

有松があるのは名古屋の南東、旧東海道沿いだ。街道の町として開かれたが耕す土地が乏しく、住人は絞り染めを覚えて旅人に売った。その稼ぎが、そのまま家のかたちになっている。だから通りに並ぶのは農家ではなく、間口の広い絞商の屋敷だ。深い庇、格子の入った二階、白い塗籠の土蔵、低い塀の奥に構えた門——一軒ずつの意匠がそろって一本の街道をつくる。旧街道は今も生活道路で車も通る。囲われた施設ではなく、人が住んで商いを続けている通りそのものだ。

おすすめの楽しみ方

絞会館は9時30分から開き、実演は16時30分まで。午前の遅い時間に着けば、括りの手つきを見てから通りを歩ける。初夏には絞りまつりがあり、町いちばんの賑わいになる。家並みをゆっくり見たいなら、その週末は外したほうがいい。

歴史・背景

尾張藩がこの村を開いたのは1608年。東海道の鳴海宿と池鯉鮒宿のあいだが長く、その間を埋めるための町立てだった。1784年の大火で町はほとんど焼け、建て直しのときに防火の工夫が入る。柱を厚い漆喰で塗り込め、萱葺きを瓦に替え、屋根の境に卯建を上げた。今の町並みの姿はこのときに定まっている。絞りの商いが最も栄えたのは明治後期から昭和初期。1984年に名古屋市の町並み保存地区、2016年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた。

行く前に

現金
通りを歩くだけなら費用はかからない。絞会館は窓口で入館料を払う。街道沿いの店はそれぞれ営業時間も値段も異なる。
知っておきたいこと
絞会館は年末年始のほか、臨時に休む日がある。実演を目当てにするなら、事前に営業日を確かめておきたい。通り自体はいつでも歩けるが、家々は現役の住居・店舗で、公開されている建物以外には入れない。
別ルート
車なら、名古屋第二環状自動車道の有松インターチェンジがすぐそばにあり、そこから国道23号が北へ延びている。
降りたあと
有松駅から南側へ下り、徒歩5分ほどで旧東海道に出る。絞会館は保存地区の東端にあたり、家並みはそこから西へ続く。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。