徳川美術館
実写(ライセンス済み)Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0

名古屋東・徳川町No.1057★★地図で見る →

徳川美術館

culture穴場——実はすごい

尾張徳川家が実際に所有し、使っていた品を伝える名古屋東部の美術館。常設は道具が置かれていた空間ごと再現され、源氏物語絵巻が姿を見せるのは年に数週間だけ。

  1. 起点名古屋駅
  2. 大曽根から徒歩10分JR中央線・大曽根へ
  3. 降車大曽根駅(JR中央線)
  4. 徒歩
  5. 徳川美術館

狙い目

名古屋では名の通った美術館で、駅からの案内も整っている。穴場ではない。知られていないのは、これがどういう成り立ちのコレクションかという点だ。多くの美術館が集めて作るのに対し、ここは受け継いだ。だから甲冑と茶碗と婚礼の蒔絵調度が、同じ屋根の下に並んでいる。

場所

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見どころ(歩く順)

徳川園 龍仙湖Tomio344456 / CC BY-SA 4.0
  1. 本館開館にあわせて建てられ、いまも使われている登録有形文化財
  2. 名品コレクション展示室武具・茶の湯・書院・能・奥道具の5テーマで組まれた常設の部屋
  3. 企画展・特別展の展示室源氏物語絵巻など、時期を限って出る品のための展示スペース
  4. 名古屋市蓬左文庫隣り合う市の古典籍の文庫。美術館と同じ観覧券で入れる
  5. 徳川園旧邸の敷地に広がる池泉回遊式の庭園。入園料は別に要る

実際の行き方

  1. 名古屋駅→大曽根駅(JR中央線)。
  2. 大曽根駅の南口→美術館の入口(南西へ徒歩約10分)。
  3. 本館→名品コレクション展示室→企画展の展示室→蓬左文庫。
  4. 最後に隣の徳川園へ。入園料は別に必要。
名古屋駅からJR中央線
名古屋駅からJR中央線で大曽根駅へ。南口を出て南西へ徒歩10分ほどで美術館に着く。大曽根には地下鉄名城線と名鉄瀬戸線も乗り入れているので、市内のどこからでも名古屋駅まで戻らずに向かえる。
大曽根駅から戻る
来た道を大曽根駅まで歩き、JR中央線で名古屋駅へ。栄方面なら地下鉄名城線が近い。美術館は隣の庭園より早く受付を締めるので、帰りの算段は終電ではなく最終入館の時刻から逆算しておきたい。
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どんな場所か

名古屋市東区の徳川町、尾張徳川家の隠居所だった敷地に建つ。所蔵は1万件を超え、そのうち9件が国宝だ。珍しいのは中身よりも出どころで、ひとつの大名家が実際に持ち、使っていた品がまとまって残った。常設は武具、茶の湯、書院、能、奥道具という区分で並び、それぞれの部屋が道具の置かれていた場を再現している。能舞台まで組んである。展示品は月替わりで入れ替わるので、同じ常設でも訪ねるたびに顔が変わる。

おすすめの楽しみ方

開館は10時、最終入館は16時30分。昼前に着けば、見終えたあとに隣の庭園まで足を延ばせる。源氏物語絵巻そのものが目当てなら、公開は毎年11月下旬の数場面だけで、それ以外の時期は出ていない。観覧料は特別展の会期かどうかで変わり、小中学生は無料だ。

歴史・背景

はじまりは徳川家康の遺品だった。それが尾張徳川家へ受け継がれ、初代義直から代々の当主の遺愛品が積み重なっていく。1935年、19代当主の徳川義親は、失われつつあった大名文化を後世に残すためとして財団を設け、美術館を開いた。そのとき建てられた建物は、いまも本館として使われている。最も名高い所蔵品である源氏物語絵巻は、日本に現存する最古の物語絵巻として知られる。

行く前に

現金
観覧料は美術館の入口で支払う。特別展の会期かどうかで料金が変わり、小中学生は無料。隣の蓬左文庫は同じ観覧券で入れるが、徳川園には別の入園料が要る。三つを合わせた共通券も窓口で扱っている。
知っておきたいこと
休館は月曜日。月曜が祝日にあたるときは直後の平日へ振り替わる。年末年始も続けて休む。常設は展示品を定期的に入れ替えていくので、前に見た品がまた出ているとは限らない。
別ルート
地下鉄名城線で大曽根駅まで来て、E5番出口から歩く行き方もある。ただしJRの南口より遠回りになる。観光ルートバス「メーグル」なら「徳川園・徳川美術館・蓬左文庫」で降りればよく、市バスの「徳川園新出来」はどの駅よりも入口に近い。
降りたあと
大曽根駅では南口を出て、住宅街を南西へ10分ほど歩く。美術館と徳川園は同じ一画にあり、案内板もひとまとめに出ている。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。