ウポポイ 民族共生象徴空間
実写(ライセンス済み)Higa4 / CC0

北海道・白老No.735★★★地図で見る →

ウポポイ 民族共生象徴空間

〜白老のアイヌ文化の拠点〜

culture王道を、いちばんいい形で

白老のポロト湖畔に置かれた、アイヌ文化の国の拠点。水辺を見下ろす高みに国立の博物館が建ち、その下には茅葺きの家と工房、そして舞台の建物が広がっている。

  1. 起点札幌駅
  2. 特急+徒歩約10分JR室蘭本線・特急すずらん
  3. 降車白老駅北口(JR室蘭本線)
  4. 徒歩
  5. ウポポイ 民族共生象徴空間

場所

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見どころ(歩く順)

伝統的コタンHiga4 / CC0
  1. 体験交流ホール公園の舞台。アイヌの歌と踊りが日々の時間割にそって上演される
  2. 工房木彫と刺繍の仕事場。ガラス越しではなく目の前で手が動く
  3. 体験学習館時間割に組まれた短い体験プログラムが開かれる部屋
  4. 伝統的コタン水辺に並ぶ茅葺きのチセ。実物大で建て直された集落
  5. 国立アイヌ民族博物館高みに建つ収蔵と展示の建物。ポロト湖を見下ろす

実際の行き方

  1. 札幌駅→白老(JR室蘭本線・特急「すずらん」は全便停車)。
  2. 北口から出て、観光インフォメーションセンターの前を通る。
  3. 平坦な道を約500m、10分ほど歩いてウポポイの入口へ。
  4. 先へ進む前に、入口でその日の時間割を受け取る。
JR室蘭本線で白老へ
白老は苫小牧と登別のあいだ、室蘭本線の駅である。特急「すずらん」は全便が停まり、「北斗」も一部が停車するので、札幌からは乗り換えなしの一本で着く。駅にはウポポイの名を掲げた副駅名がついていて、車内からでも降りる駅を間違えにくい。
白老から戻る
帰りも同じ線で札幌方面へ。特急は夕方から本数が落ちるうえ、園の閉まる時刻は街なかの施設より早い。門をくぐったあとではなく、くぐる前に帰りの列車を決めておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

ウポポイは一つの門の内側に二つの施設を抱えている。高みに立つのが国立アイヌ民族博物館で、収蔵品とアイヌの歴史の語りはここにある。その下、ポロト湖の岸に沿って広がるのが国立民族共生公園で、歌と踊りの舞台となるホール、工房、体験学習の建物、そして復元された伝統的コタンが並ぶ。コタンのチセは木で骨組みを立て、茅で覆った家だ。慰霊施設は、そのどちらからも離れた場所に置かれている。ウポポイという愛称は公募で選ばれた。静かに解説板を読む場所ではなく、演じ、手を動かすためにつくられた場所だという性格に、その名はよく合っている。

おすすめの楽しみ方

開園は9時。冬は夏より早く閉まるので、帰りの列車から逆算するのではなく、開園時刻から順に一日を組んだほうがいい。まず入口で時間割を受け取ること。ここに来る理由は上演と体験のほうにあり、それらは頼めば始まるものではなく、決まった時刻に動いている。休みは月曜。空いた一日の埋め合わせに来ようとすると、ここでつまずく。

歴史・背景

ウポポイが一般に開かれたのは2020年7月12日。国は「民族共生象徴空間」としてこれを整えた。役所の言葉のように響くが、そこに書き込まれた目的は明快で、アイヌ文化の復興と創造の拠点であること、そしてアイヌを先住民族として認める姿勢をかたちに残すことだった。その枠組みのなかで博物館には国立の位置づけが与えられ、公園が湖沿いに配され、慰霊施設はそのどちらからも離して置かれた。

行く前に

現金
入場料は確認時点で大人1,200円。高校生以下には別の区分があり、いちばん下の年齢帯は無料になっている。駐車場は入場料とは別に有料。支払いは現金のほか、クレジットカード、交通系ICカード、QR決済にも対応しているので、紙幣を用意して行く必要はない。
知っておきたいこと
休みは月曜日。月曜が祝日にあたる場合は、その後の平日にずれる。年末年始も閉まる。冬の開園時間は夏より短く、その差は予定を組み替えるだけの幅がある。園の大部分は湖のそばの開けた土地なので、風も雪もそのまま届く。
別ルート
車なら白老は道央自動車道からすぐで、大型バスの区画まである有料駐車場が用意されている。町なかは白老町の循環バスと道南バスが走っているので、鉄道以外で来る場合や、海沿いの別の町に泊まっている場合はそちらが使える。
降りたあと
駅は北口から出る。観光インフォメーションセンターがそちら側に建っていて、ウポポイへの道はそこから案内が出ている。距離にして約500m、平らな道を10分ほど歩くと正面の入口に着く。坂はない。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。