ういろう
実写(ライセンス済み)岩佐 栄三 / CC0

愛知・名古屋 新幹線口No.1163★★地図で見る →

ういろう

〜米粉を蒸した名古屋の棹菓子〜

food穴場——実はすごい

米粉に砂糖を練り合わせて蒸した、名古屋の定番土産。売り場でいちばん近いのは、名古屋駅の西口広場の真下にのびる地下街エスカで、新幹線の改札からそのまま降りられる。

  1. 起点東京駅
  2. 約1時間35分東海道新幹線・直通
  3. 降車名古屋駅(東海道新幹線・太閤通口)
  4. 徒歩
  5. ういろう

狙い目

ういろう自体は隠れてなどいない。市内の土産棚にはどこにでも積まれているし、全国のデパートにも並ぶ。抜け落ちるのは、なぜ名古屋の名前になったのかというほうだ。菓子そのものは名古屋が名乗るより古く、いまも他所で作られている。答えは工房ではなく、駅の通路にある。

場所

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見どころ(歩く順)

エスカ地下街円周率3パーセント / CC BY-SA 4.0
  1. 新幹線中央改札口地下街にいちばん近い改札。コンコースの西寄りにある
  2. 太閤通口の駅前広場駅の西側に開けた広場。地下へ降りる階段口がいくつも並ぶ
  3. エスカ 地下1階名古屋めしの店と喫茶、土産の店が一本の通路に連なる階
  4. お土産ゾーンういろう、守口漬、ちくわなど尾張の土産が集まる区画

実際の行き方

  1. 東京駅→名古屋駅(東海道新幹線・のぞみ、約1時間35分)。
  2. 新幹線中央改札→駅西側の太閤通口(徒歩数分)。
  3. 駅前広場の階段からエスカの地下1階へ降りる。
  4. 通路を歩いてお土産ゾーンへ。棹かひとくちのパックを選ぶ。
東京駅から東海道新幹線
東京駅→(東海道新幹線・のぞみ、約1時間35分)→名古屋駅。のぞみは日中を通して走り、名古屋は停車駅にあたる。指定席と自由席は乗車券とは別の料金で、どちらを取るかで総額が変わる。着いたら新幹線中央改札、続いて太閤通口の案内に従って進む。
名古屋駅から東へ戻る
東京方面の列車は同じホームから出る。日中は間隔が短く、帰りの時刻を決めておく必要はない。夜が更けると間隔が開くので、帰る日に買うなら、改札を抜ける前に済ませておくほうが確実だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

米粉と砂糖を湯で練り、型に流して蒸す。出てくるものは見た目こそようかんに近いが、歯ごたえはまるで違う。ねっとりではなく、もっちり。甘さも最初から立たず、噛むうちに追いついてくる。昔ながらの形は棹で、切り分けて出す。いまは棚にひとくちサイズのカップも並ぶ。白、黒糖、抹茶、小豆が定番で、季節の味が入れ替わりで加わる。エスカでは名古屋めしの飲食店から数軒の距離、土産のゾーンに置かれている。

おすすめの楽しみ方

新幹線の改札から棚までは5分ほど。袋を提げて戻るのにはもう少しかかる。営業時間と定休日は店ごとに決まっているので、朝いちばんか夜遅い乗り継ぎのときだけ、先に確かめておきたい。棹のういろうは持ち歩き向き、ひとくちのカップは座席で開けやすい。

歴史・背景

ういろうはもともと名古屋のものではない。山口にも小田原にも京都にもあり、同じ名前の蒸し菓子が各地で作られてきた。名古屋の名前にしたのは鉄道だ。明治12年(1879年)創業の青柳総本家が、昭和6年(1931年)に旧国鉄名古屋駅の売店とホームで立ち売りを始めた。昭和39年(1964年)に東海道新幹線が開通すると、同じ店が車内販売を許され、菓子は列車と一緒に線路の端まで運ばれていく。西口広場の地下にエスカが開いたのは昭和46年(1971年)。土産の商いはそこに落ち着いた。

行く前に

現金
地下街を歩くだけなら費用はかからない。払うのは足を止めた店にだけで、値段は各店が棚に出している。ういろうは棹でも小分けのパックでも売られていて、いくらになるかは持ち帰る量しだいだ。
知っておきたいこと
すべて地下なので、天候は計画に入らない。通り自体に休みはないが、営業時間と定休日は店ごとに決まっている。
別ルート
新大阪方面からも同じ線で名古屋に着くので、関西側から寄るのにも向く。中部国際空港からは名鉄の空港線が名鉄名古屋駅まで入り、そこはJRの駅の東どなりにあたる。
降りたあと
新幹線のホームからは中央改札を出て、西側の太閤通口へ進む。改札の外の駅前広場に、エスカへ降りる階段が開いている。売り場は地下1階だ。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。