別府地獄めぐり
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

大分北・別府鉄輪No.854★★★地図で見る →

別府地獄めぐり

〜湯に入らず眺めるための源泉群〜

onsen王道を、いちばんいい形で

鉄輪の斜面には、熱すぎて入れない源泉が並ぶ。町はそれを囲い、庭に仕立て、眺めるための入場券を売った。コバルト色の池、鉄分で赤い泥、坊主頭のように膨らむ灰色の泥、そして石屋根の下の間欠泉。

  1. 起点別府駅
  2. 約20分亀の井バス・複数系統
  3. 降車海地獄前(亀の井バス)
  4. 徒歩
  5. 別府地獄めぐり

場所

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見どころ(歩く順)

血の池地獄663highland / CC BY 2.5
  1. 海地獄約98度のコバルトブルーの池。組合の地獄で最も広い
  2. 鬼石坊主地獄灰色の熱泥が坊主頭のように膨れては弾ける一帯
  3. かまど地獄小さな噴気が一丁目から順に番地のように並ぶ園内
  4. 白池地獄噴出時は透明な約95度の湯が、池に落ちて冷えると白く濁る
  5. 血の池地獄鉄分で赤く染まる約78度の熱泥。鉄輪からバスで坂を下った先

実際の行き方

  1. 別府駅西口→鉄輪(亀の井バス・約20分)。
  2. 海地獄で共通観覧券を買い、鉄輪の入口を順に歩く。
  3. バスで坂を下り、血の池地獄前へ。
  4. 血の池から龍巻まで歩き、同じバス停から帰りの便に乗る。
別府駅から亀の井バス
別府駅西口から鉄輪方面へ、亀の井バスで約20分。同じ道を複数の系統が走るので、待たされることは少ない。海地獄前で降りるか、鉄輪で降りて1分ほど戻る。
海地獄前から戻る
別府駅方面のバスは道路の向かい側から出る。地獄が閉まる時間を過ぎると本数が落ちるので、着いたときに時刻表を見ておくといい。最後の一つを回ってからでは遅い。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

地獄とは、この土地では湯を張るのではなく噴き上げる源泉を指す呼び名だ。そのうち七つが、所有者の組合によってひとつの周遊コースとしてまとめられている。五つは鉄輪に固まっていて、切符売り場や土産物の棚、足湯の前を通りながら歩いて渡れる距離にある。残る二つは亀川寄りの坂の下で、バスか車が要る。しかも造り方がそれぞれ違う。池を中心に据えたもの、ワニ園を抱えたもの、熱帯魚の温室を持つもの。湯そのものと同じくらい、湯の見せ方を見に行く場所だと言っていい。

おすすめの楽しみ方

朝の早い時間に入るのがいい。開くのは観光バスの時間割よりだいぶ前で、空気が冷えているうちは湯気の立ち方がまるで違う。鉄輪の五つは歩いてひと回りし、戻らずにそのままバスで血の池・龍巻へ下るのが素直な順路だ。券に含まれる足湯があるので、タオルは持っていくといい。

歴史・背景

豊後の古い風土記にはすでに、この一帯が噴気を上げる近寄れない土地として記されている。地獄という呼び名もそこから離れなかった。長いあいだ、ここは観に行く場所ではなく避ける場所だった。海地獄は約1200年前、鶴見岳の爆発でできたとされる。囲いを設けて庭を整え、料金を取って見せるようになるのはずっと後のことだ。2009年、海地獄・血の池地獄・龍巻地獄・白池地獄の四つが、色と形の多様さを理由に国の名勝に指定された。

行く前に

現金
共通観覧券は七つすべてに使えて、大人2,400円、小・中学生1,200円。最初に着いた地獄の窓口で買う。バス代は別。
知っておきたいこと
遮るものがない地形なので、湯気がどれだけ通路を流れるかは風次第。寒い日ほど噴気はよく見えるが、そのぶん体にこたえる。龍巻地獄の噴出は時計ではなく、間欠泉自身の間隔で決まる。
別ルート
JR日豊本線の亀川駅からは亀の井バスで血の池地獄前へ入れる。離れた二つを先に見て、鉄輪の五つで締める順番も取れる。
降りたあと
海地獄前のバス停から入口までは、坂の上側へ1分ほど。鉄輪の残りの入口は同じ道を東へ進めば順に現れる。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。