
高知南西・大月町No.871★★地図で見る →
柏島
〜透明度で知られる大月の島〜
柏島は高知県の南西の端、二本の短い橋で本土とつながっている。沖で黒潮と豊後水道が交わり、港の水は驚くほど澄む。それでいて、島は今も現役の漁村だ。
- 起点宿毛駅
- 約45分宿毛からバス約45分
- 降車柏島(高知西南交通バス)
- 徒歩
- 柏島
狙い目
秘境ではない。国内では名の通ったダイビングスポットだ。意外なのは水面から上のほうで、細い路地と網と浮き玉、それに郵便局がある普通の集落が続く。駐車と遊泳の細かい決まりがあるのは、夏の人出が島の容量をとうに超えたからだ。
場所
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- 島へ渡る二本の橋本土と結ぶ二つの橋。新しい方の下は水が透けて底まで見える
- 柏島の漁港現役の岸壁と、養殖いけすで区切られた湾。上の道から見下ろすとよく分かる
- 柏島石堤港沿いに続く石積みの防波堤。江戸時代に停泊地を守るために築かれた
- 柏島観光情報発信センター島の案内所と有料駐車場。夏の期間に人が入る
- 柏島白浜島の天然のビーチ。浅瀬でサンゴと小魚が見えるシュノーケリング向き
実際の行き方
- 宿毛駅→柏島(高知西南交通バス・柏島線)。
- 橋を渡り、古い石堤に沿って岸壁を歩く。
- 観光情報発信センターで駐車場・遊泳エリア・その日の注意を確認する。
- 白浜まで足を延ばして浅瀬をのぞき、集落のバス停へ戻る。
- 宿毛駅からバスで
- 宿毛駅→(高知西南交通・柏島線)→柏島まで、道のりでおよそ45分。宿毛は土佐くろしお鉄道の西の終点で、この一帯の実質的な鉄道の入口になる。便数は少ないので、出かける前に発車時刻を確かめておきたい。
- 島から戻る
- 帰りも同じ路線で宿毛方面へ。最終は都市部の感覚より早い。大月町のコミュニティバスも、ふれあいパーク大月と柏島の間を走っている。海に入る前に帰りの便を決めておくこと。
どんな場所か
歩いて一周できるくらいの島だ。海岸線はおよそ4キロ、暮らしているのは400人ほど。生業は漁業で、湾は養殖のいけすで四角と丸に区切られ、岸壁はまず船のものだ。人を呼んでいるのは水である。沖で黒潮と豊後水道がぶつかり、町も県も「日本の海の魚種のおよそ3分の1がここにいる」と書く。透明度の言い回しは決まっていて、船が宙に浮いて見える、という。橋は二本かかっているので、渡し船を待つ必要はない。
おすすめの楽しみ方
遊泳エリアが設けられ、観光情報発信センターが開くのは夏。同時に、島がいちばん混み、駐車の決まりがいちばん厳しくなる時期でもある。季節を外せば水の澄み方は変わらないまま路地は静かになるが、施設は閉まる。岩場のそばでは、棘の長いウニに気をつけたい。
歴史・背景
橋がかかる前は、人も物も船で行き来していた。停泊地を守る仕組みはさらに古い。港沿いには石を積み上げた防波堤があり、江戸時代に土佐藩の事業として築かれたもので、執政・野中兼山の名が伝わる。二十世紀の後半に道路橋が架かり、続いて二本目のより大きな橋が島を本土につないだ。ダイビングが根づいたのはそのあとで、漁村は働く場所であると同時に目的地にもなった。
行く前に
- 現金
- 島に入るのに料金はいらない。観光情報発信センターの駐車場は夏の時期だけ有料になる。島内の店は小さいので、カードやICを当てにせず現金を持っていきたい。
- 知っておきたいこと
- 大月町は、路上ではなく有料駐車場を使うこと、遊泳ブイの外に出ないこと、橋から飛び込まないこと、ごみを持ち帰ることを求めている。繁忙期には駐車禁止区域と交通規制が敷かれ、観光情報発信センターは夏季のみの営業になる。
- 別ルート
- 車なら、中村宿毛道路の宿毛和田インターから約40分。海沿いの道は細くなる区間があり、真夏は渋滞する。
- 降りたあと
- 集落の柏島バス停から、岸壁も石堤も観光情報発信センターも、数百メートルの徒歩圏に収まっている。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。

