新居浜太鼓祭り
実写(ライセンス済み)Dokudami / CC BY-SA 4.0

愛媛東・新居浜No.1309★★地図で見る →

新居浜太鼓祭り

culture穴場——実はすごい

毎年10月、金糸の刺繍に包まれた巨大な太鼓台が新居浜の各地区から繰り出し、人の力だけで頭上に差し上げられる。駅のそばのミュージアムでは、ほぼ一年中本物の太鼓台を見られる。

  1. 起点新居浜駅(JR予讃線)
  2. 徒歩約1分JR新居浜駅から徒歩1分
  3. 新居浜太鼓祭り

狙い目

四国三大祭りの一つに数えられる名の知れた祭りで、隠れた行事ではない。旅行者にとって難しいのは、決まった舞台がないことだ。かきくらべは市内の各所で同時に進み、日程と会場は毎年、地区ごとに組まれる。

場所

愛媛のほかの記事 29件・地図で開く →

見どころ

太鼓台ミュージアムDokudami / CC BY-SA 4.0
  1. 太鼓台ミュージアム市内各地区の現役の太鼓台を順番に展示。運行時の写真や法被、のぼりも並ぶ
  2. シアター360°の映像と迫力ある音で、太鼓祭りの臨場感を味わえる
  3. 一宮神社祭りの期間中、川西地区の太鼓台が集まってかきくらべを行う神社
  4. 山根グラウンド上部地区の太鼓台がそろって集まる「統一寄せ」の会場

実際の行き方

  1. JR新居浜駅(JR予讃線)に着く。
  2. 新居浜駅→あかがねミュージアム(駅の北側、徒歩約1分)。
  3. 1階の太鼓台ミュージアムで本物の太鼓台を見て、シアターへ。
  4. 祭りの期間中は、市の地区別予定表から会場を選び、徒歩か自転車で向かう。
JR新居浜駅から歩く
新居浜駅はJR予讃線の駅で、特急「しおかぜ」「いしづち」が停まる。太鼓台ミュージアムのあるあかがねミュージアムは駅の北側に建ち、歩いて1分ほど。
駅へ戻る
JR新居浜駅まで歩いて戻る。列車は西の松山方面と東の高松方面へ走り、岡山方面への特急もある。祭りの夜は人出が多いので、最後のかきくらべが終わる前に帰りの列車を確かめておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

太鼓台は、太鼓を積んで担ぐ祭りの山車だ。新居浜のものは高さ約5.5m。金糸の刺繍をほどこした飾り幕に包まれ、上には膨らみのある天幕が載る。1台を担ぐかき夫は約150人。市内の各地区から50台を超える太鼓台が繰り出す。祭りの核心は「かきくらべ」で、複数の台が一か所に集まる。運行中に付けていたタイヤを外し、早打ちの太鼓に合わせて肩へ担ぎ上げる。最後は両腕を伸ばし、頭上へ「差し上げ」る。

おすすめの楽しみ方

祭りは毎年10月16日から18日まで。大生院地区だけは1日早く、15日に始まる。会場と時刻は、祭りの直前に市が地区ごとの予定表として公表する。一本の行列を追うのではなく、その表をもとに見る場所を選びたい。祭り以外の時期は、太鼓台ミュージアムが9時30分から開いている。

歴史・背景

起源は鎌倉時代、あるいは平安時代までさかのぼるといわれる。太鼓台が記録に現れるのは江戸後期の文政年間(1818〜1830年)で、当時は「神輿太鼓」と書かれることが多かった。神輿の渡御に供奉し、豊作を氏神に感謝して奉納する山車だった。別子銅山の発展で地域の経済が潤うと、太鼓台を持つ地区どうしが張り合うようになる。明治中期以降に太鼓台は急速に大型化し、飾り幕も縫いの技術とともに豪華さを増していった。

行く前に

現金
公道や開かれた会場での見物は無料。一部の会場には有料の桟敷席があり、事前にオンラインで申し込む。ミュージアムの駐車場は最初の1時間が100円、以降30分ごとに100円で、館の利用者は3時間無料になる。
知っておきたいこと
交通規制で道路が混み、駐車場も足りないため、市はかきくらべ会場へ車で来ないよう呼びかけている。徒歩か自転車で向かいたい。運行の時刻や台数は、天候や警察との協議で変わることがある。ミュージアムは月曜(祝日の場合は開館)と年末年始が休館。
別ルート
上部地区が山根グラウンドに集まる統一寄せの日には、2025年、市がJR新居浜駅南口から無料のシャトルバスを走らせた。その年の予定表で運行を確かめてから使いたい。
降りたあと
あかがねミュージアムはJR新居浜駅のすぐ北側にあり、徒歩約1分。太鼓台ミュージアムは1階にある。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。