幣舞橋
実写(ライセンス済み)MaedaAkihiko / CC0

道東・釧路No.1142★★地図で見る →

幣舞橋

culture穴場——実はすごい

釧路の目抜き通りが川に突き当たる場所にかかる橋。橋脚には四季を表すブロンズ像が立ち、川筋はそのまま太平洋へ向かう。釧路の人が夕日を見に集まる場所で、駅からの道は最後まで平坦だ。

  1. 起点釧路駅(JR根室本線)
  2. 約15分JR釧路駅から徒歩
  3. 幣舞橋

狙い目

ここは釧路の絵はがきそのもので、隠れた場所ではない。見落とされやすいのは、この橋が二つの向きで効くことだ。夕日の時間は西側の欄干に人が集まるが、静かに眺めたいなら一本上流の橋に回るといい。像が水面を背にシルエットで並ぶのはそちら側になる。

場所

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見どころ(歩く順)

幣舞橋の橋上からゆずかわしゅうと / CC BY-SA 4.0
  1. 北大通釧路駅から川へまっすぐ下る、幅の広い目抜き通り
  2. 釧路フィッシャーマンズワーフMOO橋の北のたもとに建つ、川沿いの市場と飲食の複合施設
  3. 四季の像橋脚の上に立つ四体のブロンズ像。歩道からひとつずつ見ていける
  4. 河口方向の眺め橋上から西へ、港のクレーンと釧路川の河口が一直線に並ぶ
  5. 久寿里橋ひとつ上流の橋。四季の像をシルエットで見られる位置

実際の行き方

  1. 釧路駅→北大通をまっすぐ川へ下る(徒歩約15分・ほぼ平坦)。
  2. 橋の北詰→西側の歩道を渡り、ブロンズの四季像を順に見る。
  3. 南詰→振り返って、市街を背にした橋の全体を見る。
  4. 川上の久寿里橋まで歩いてシルエットの位置を押さえ、北大通へ戻る。
JR釧路駅から徒歩
釧路駅を出て、北大通をまっすぐ川へ下る。徒歩約15分、曲がる場所はなく、路面もほぼ平坦だ。釧路駅は根室本線の終点で、網走方面からの釧網本線の列車もここまで乗り入れている。
北大通を駅へ戻る
来た一本道をそのまま上がって駅へ戻る。所要は行きと同じなので、夕日を見てから戻るなら暗い時間の徒歩を織り込んでおきたい。北大通は市街を貫く国道なので、脇道に入らずこの通りを歩くのが分かりやすい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

橋がかかるのは釧路川の最下流、水がまもなく港になり、その先が太平洋になるあたりだ。橋長124m・幅員33.8mと道路橋としては幅が広く、歩道には渡る人だけでなく足を止めた人が並べるだけの余裕がある。橋脚の上に立つのは春夏秋冬を表す四体のブロンズ像で、舟越保武・佐藤忠良・柳原義達・本郷新という、昭和を代表する彫刻家たちの手による。像は道路管理者ではなく市民が発案し、寄付で費用を賄って据えられたもので、日本の道路橋の彫刻としては異例の成り立ちだ。北のたもとには、川に面して釧路フィッシャーマンズワーフMOOが建つ。

おすすめの楽しみ方

駅から歩き出すのは午後の遅い時間がいい。徒歩15分ほど、最後まで坂はない。橋に着いたら、河口を向く西側の歩道に立つこと。空気が澄んで色が濃く出るのは秋から冬で、この季節は日没が早いぶん、夜まで粘らずに見届けられる。暗くなると橋はライトアップされるので、帰り道もそのまま続きになる。

歴史・背景

この場所に橋が渡されたのは1889年のことで、当時は別の名を名乗っていた。幣舞の名を持つ最初の橋が架かったのは1900年で、その後は町の成長と木橋の傷みに合わせて三度架け替えられている。いまの橋は五代目、完成は1976年で、四季のブロンズ像が橋脚に据えられたのはそのすぐあとだ。名前だけはどの橋よりも古く、アイヌ語の「ヌサ・オ・マイ」=幣場のある場所が由来とされている。

行く前に

現金
橋は国道の一部で、渡るのに料金はかからず、見るために買うものもない。現金が要るのは周辺の店のほうなので、駅か北大通沿いで先に用意しておくと動きやすい。
知っておきたいこと
橋の上は港からの風がまともに当たり、避ける場所がない。冬に足を止めていられる時間を決めるのは、気温よりこの風だ。夏のこの海岸は霧の季節なので、夕日を夏の予定に組み込むのはすすめない。日没後は橋がライトアップされる。
別ルート
阿寒・摩周方面から来るなら、釧網本線の列車がそのまま釧路駅に入る。降りた場所が北大通の起点なので、同じ一本道を下ればいい。
降りたあと
釧路駅から橋までは一直線。北大通が川に突き当たったところが幣舞橋で、途中で曲がる必要はない。最後の区間では川面が正面に見えてくる。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。