
佐賀南部・鹿島No.1036★★★地図で見る →
祐徳稲荷神社
佐賀県南部・鹿島に朱塗りで立つ稲荷社。京の公家の家に生まれ、鹿島の藩主に嫁いだ女性が創建した。本殿は斜面に組んだ舞台の上にあり、その裏からは鳥居の連なる道が山へ登っていく。
- 起点博多駅
- 特急とバス約10分JR特急+バス
- 降車祐徳神社前(祐徳バス)
- そこから
- 祐徳稲荷神社
場所
佐賀のほかの記事 14件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 楼門神池に面して立つ、二層の総漆塗の門。境内の入口にあたる
- 御神楽殿神楽を奉納するための建物。本殿へ上がる石段の手前に構える
- 御本殿斜面に組んだ舞台の上の社殿。石段を上がってたどり着く
- 奥の院石壁山の鳥居の道を登った先にある、境内でいちばん高いところの社
- 日本庭園外苑にある拝観料制の庭。季節ごとに咲く花が入れ替わる
実際の行き方
- 博多駅→肥前鹿島駅(JR長崎本線・特急)。
- 肥前鹿島駅→祐徳神社前(駅前から祐徳バス)。
- 祐徳神社前→楼門(門前の参道を下る)。
- 楼門→奥の院(石段で舞台へ、その先は石壁山の鳥居の道)。
- JR長崎本線で肥前鹿島、そこから祐徳バス
- 博多からJRの特急で長崎本線を下り、肥前鹿島で降りる。この区間の定期の特急はここが終点にあたる。駅前から祐徳バスに乗れば、神社専用のターミナルまで10分ほど。佐賀からなら鉄道の区間はぐっと短く、バスは同じである。
- 肥前鹿島経由で戻る
- 帰りは参道わきのターミナルからバスで肥前鹿島駅へ戻り、博多行きの特急に乗る。都市部の路線ではないので、山を登りはじめる前にターミナルで帰りの時刻を見ておきたい。肥前鹿島は有明海側のタクシー拠点でもある。
どんな場所か
祐徳稲荷神社が立つのは、鹿島平野の南西の縁にある石壁山のふもとだ。本殿は地面に据えられていない。斜面を段々に組み上げた木の骨組みが本殿を持ち上げていて、その舞台の高さは18メートルある。楼門も本殿も、その下の御神楽殿も、総漆塗に極彩色。だからこの社は古くから鎮西日光と呼ばれてきた。参拝者は年間300万人。それだけの人が来る社を抱えながら、佐賀は今も通過される県のままだ。
おすすめの楽しみ方
庭園と博物館を見るつもりなら先に回るといい。境内にまだ人がいる時間に閉まってしまうからだ。そのうえで、山に30分を割いてほしい。舞台から奥の院までの登りは短いが息が上がる道で、日帰りの行程からいちばん削られるのがここである。下りてきたら門前の通りで一息つける。こちらは神社ではなく店の時間で動いている。
歴史・背景
創建は1687年。花山院家に生まれ、鹿島藩主の鍋島直朝に嫁いだ萬子媛が、京から稲荷の神霊を分けてこの山ぎわに祀ったのが始まりだ。ただし、いま目にする社殿は萬子媛の時代のものではない。1949年の火災で社殿を失い、現在の総漆塗の一群が整ったのは1957年である。
行く前に
- 現金
- 神社の参拝そのものに券は要らない。外苑の日本庭園と祐徳博物館は別に拝観料がかかり、門前の店はどれも小さいので、現金を少し持っておくといい。
- 知っておきたいこと
- 舞台とその上の道は屋外の石と木で、雨の日は滑る。日本庭園と祐徳博物館は日中の営業で、境内に人が残っている時間帯にはもう閉まる。年明けの数日は、一年でとびぬけて混む。
- 別ルート
- 車なら長崎自動車道の武雄北方インターか嬉野インターで降り、鹿島方面へ。無料の広い駐車場があり、門に近い側に有料の駐車場が別にある。肥前鹿島駅からタクシーに乗れば、バスと同じ道をたどる。
- 降りたあと
- バスは参道の入口にある神社専用のターミナルに着く。そこから門前の店の間を下っていくと、朱の橋と楼門に出る。道はずっと平らで、終わりのほうでは屋根の上に舞台が見えてくる。
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