
旭川・永山No.972★★★地図で見る →
旭川ラーメン
ラードの膜をかぶせた醤油のラーメン。旭川が全国に送り出した一杯だ。市内に散る店が郊外の永山でひとつの館に収まり、この街の型を一列でたどれるようになっている。
- 起点旭川駅
- 約20分JR石北本線
- 降車南永山駅(JR石北本線)
- 徒歩
- 旭川ラーメン
場所
北海道のほかの記事 102件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 環状線沿いの無料駐車場環状線に面した広い駐車場。無料で、大型バスも停められる
- ラーメン村の入口ショッピングセンター「パワーズ」の一角にある出入口
- 八軒が並ぶ通路市内から集まったラーメン店八軒が、屋内のひとつの通路に並ぶ
- あさひかわラーメン村神社館内に置かれた小さな社。麺との縁を結ぶ神をまつる
実際の行き方
- 旭川駅→南永山駅(JR石北本線)。出る前に帰りの時刻も押さえておく。
- 南永山駅→ショッピングセンター「パワーズ」の一角にあるラーメン村(徒歩10分たらず)。
- 通路を端まで一度歩き、店構えを見てから暖簾を決める。
- 帰りぎわに、館内の小さな社をのぞいていく。
- JR石北本線で南永山へ
- 旭川駅からJR石北本線に乗り、南永山駅で降りる。そこからラーメン村までは歩いて10分たらず。ただし普通列車の本数は限られるので、行きと帰りの時刻を決めてから出たい。
- 南永山駅から戻る
- 帰りも同じ石北本線で旭川駅へ。ただし列車の間隔は長い。着いたときにホームの表示で戻りの時刻を控えておくか、帰りはバスに切り替えるほうが確実だ。
どんな場所か
北海道では街ごとにラーメンが姿を変えた。旭川が選んだのは醤油だ。豚骨は養豚の盛んな土地から、煮干しは貨物の集まる街だからこそ潤沢に、醤油は醸造業が根づいた土地から。三つが揃ったところにダブルスープが立ち上がった。麺は加水を抑えた中細の縮れ麺で、スープが逃げずに絡む。その上に張るのがラードの層で、湯気を抑えて最後の一口まで熱を保つ。冬の冷え込みが厳しい街では、この蓋は飾りではなく仕掛けだ。
おすすめの楽しみ方
まずは一往復、ゆっくり歩いてみるといい。窓口に出ているサンプルが、そのままメニューの役目を果たす。看板は醤油だが、鍋の組み立ては店ごとに違うから、一度で結論を出すより、二度目のほうが面白くなる並びだ。営業時間は店ごとに決まっているので、目当ての一杯があるなら、その日にその店が開いているかだけ先に見ておきたい。
歴史・背景
戦後、ラーメンは北海道じゅうに広がり、街ごとに味を決めた。函館は塩、札幌は味噌、そして旭川は醤油になった。旭川で今の形ができたのは昭和22年ごろとされ、養豚で得られる豚骨、貨物の集まる街に届いた煮干し、根づいていた醸造業の醤油が、ひとつの鍋で結びついた。館そのものはずっと新しい。1996年、旭川のラーメンをもっと知ってほしいという市民の動きから生まれている。麺の縁を結ぶ小さな社が館内に加わったのは2006年だ。
行く前に
- 現金
- 館に入るだけなら料金はかからず、払うのは選んだ一杯のぶんだけ。運営者は外国語メニューと主要なQR決済に対応していると案内しており、ユニバーサルトイレもある。
- 知っておきたいこと
- 営業時間と定休日は店ごとに違い、運営者も一部は時間を短縮していると告知している。環状線沿いで駐車場が広いぶん、真冬は歩くより車で寄るほうが楽になる。
- 別ルート
- 道北バスなら、旭川駅前ののりばから66番の永山10条線が出ている。永山10条4丁目で降りれば、入口まではすぐだ。車やタクシーでは旭川駅から20分ほど、旭山動物園からは15分ほどの距離になる。
- 降りたあと
- 南永山駅から環状線沿いに北東へ歩く。ショッピングセンターの一角に、長い切妻屋根の建物が見えてくる。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。