羽黒山五重塔
実写(ライセンス済み)Raita Futo from Tokyo, Japan / CC BY 2.0

山形・羽黒山No.559★★★地図で見る →

羽黒山五重塔

history王道を、いちばんいい形で

出羽三山の玄関口、羽黒山のふもとの杉木立に立つ五重塔。木肌はそのままで、塗りも入場ゲートもない。ここが山頂へ続く石段の登り口になる。

  1. 起点鶴岡駅
  2. 約40分バス・約40分
  3. 降車羽黒随神門(庄内交通バス)
  4. 徒歩
  5. 羽黒山五重塔

場所

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見どころ(歩く順)

杉並木の石段掬茶 / CC BY-SA 4.0
  1. 随神門出羽三山の神域がはじまる朱塗りの門。バスもここで降りる
  2. 祓川と神橋継子坂を下りきったところの渓流と朱塗りの橋。参拝者が身を清めた場所
  3. 須賀の滝神橋の向かいの懸崖から落ちる滝。月山の山麓から水を引いて落とした人工の滝
  4. 爺杉参道わきに立つ樹齢およそ1000年の巨杉。国の天然記念物
  5. 杉並木の石段山頂まで2,446段。両側の杉並木は国の特別天然記念物

実際の行き方

  1. 鶴岡駅前→羽黒随神門(庄内交通・羽黒山頂行き、約40分)。
  2. 随神門をくぐり、継子坂を下って祓川の橋を渡る。
  3. 最初の石段を上る。左手の杉木立に五重塔が立っている。
  4. そのまま石段で山頂へ向かうか、道路に戻ってバスで残りを上る。
鶴岡駅から羽黒山頂行きのバス
鶴岡駅前の乗り場から庄内交通の羽黒山頂行きに乗り、羽黒随神門で降りる。所要は約40分。この路線はそのまま山頂まで上り、季節によっては月山八合目まで足をのばす。観光シャトルではなく地元の生活路線なので、駅の乗り場で時刻を確かめてから一日を組み立てたい。
鶴岡へ戻る
帰りも同じ路線で、随神門前からでも、石段を上りきったあとの山頂からでも乗れる。ただし便数は多くない。着いたらまず最終便の時刻を押さえておくこと。それを逃すと、山から降りる手立ては残らない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

塔があるのは山形県鶴岡市、出羽三山の神域のはじまりを示す随神門をくぐってすぐの谷あいだ。三間五層で、屋根は瓦ではなく薄い板を何枚も重ねた杮葺き、柱にも壁にも塗りがない。高さはおよそ29メートル。かつてこの一帯には堂宇がいくつも建っていたが、いまはすべて失われ、塔だけが残っている。まわりを埋めるのは杉の大木ばかりで、離れて全体を見渡せる場所はどこにもない。

おすすめの楽しみ方

随神門前で降りれば、塔までは徒歩10分ほど。坂を下って橋を渡り、また上る。この短い区間だけが、歩かなければならない行程になる。バスはそのまま山頂まで行くので、塔を見てから残りを乗ってもいいし、石段を上りきって頂上でバスをつかまえてもいい。冬は参道が雪に埋まり、除雪された場所でも足もとは滑る。

歴史・背景

はじまりの塔は平将門が建てたと伝えられるが、それを裏づける記録はない。いま立っている塔は約600年前、室町のころに羽黒山の別当をつとめた庄内の領主が建て直したものとされる。明治の神仏分離で羽黒山は神社として再編され、まわりの堂宇は大半が姿を消したが、この塔はそのまま残った。国宝に指定されたのは1966年のことである。

行く前に

現金
参道の石段と五重塔の外観について、神社側の案内に拝観料の記載はない。山頂の出羽三山歴史博物館は別料金の施設になる。バスは現金のほか庄内交通の地域連携ICカードが使え、鶴岡全域をカバーする1日乗り放題券もバスターミナルで扱っている。
知っておきたいこと
厄介なのは冬だ。石段には雪が積もり、除雪されていても凍れば滑る。山頂へ通じる羽黒山有料道路には、公式に「通行不可の時期や時間帯あり」と断り書きが出ている。参道に照明はなく、日が落ちれば真っ暗になる。一部の季節に五重塔のライトアップが行われるときを除いて。
別ルート
庄内空港からは連絡バスで鶴岡駅に入り、そこで山行きの路線に乗り換えられる。車なら山形自動車道の庄内あさひICから約30分。随神門の前には、大型バスも停められる駐車場がある。
降りたあと
羽黒随神門のバス停は、門のすぐ外の道路上にある。門をくぐって継子坂を下り、祓川にかかる朱塗りの橋を渡って、最初の石段を上る。塔は左手に現れる。道路から徒歩10分ほど。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。