
青森・弘前No.802★★地図で見る →
弘前 仲町の武家屋敷町
弘前城の北側に残る、国選定の武家町。刈り込まれたサワラの生垣と黒塗りの門が、江戸の地割りのままの小路を縁取っている。地区の中に建つ四棟の武家住宅は、いずれも無料で公開されている。
- 起点弘前駅
- 約20分弘南バス・約15分
- 降車亀の甲門前(弘南バス)
- 徒歩
- 弘前 仲町の武家屋敷町
狙い目
弘前を訪れる人はまず城址公園へ行く。この一画は、その北門を出てほんの数分先にある。改札も入場制限もないのは、ここが今も人の住む住宅地だからだ。公開されている四棟のほうが例外で、まわりは普通の暮らしの通りである。
場所
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- 亀甲門と北の堀築城時は大手門だった北門。堀沿いには町人町の亀甲町が一筋続く
- サワラの生垣小路に途切れず続く刈り込みの生垣。合間に黒板塀と黒塗りの門が挟まる
- 旧岩田家住宅若党町に建つ中級武士の住宅。式台構えの玄関が残り、入館は無料
- 旧笹森家住宅四棟のうち唯一、国の重要文化財に指定されている一棟
- 旧伊東家住宅・旧梅田家住宅西の端で一区画を分け合う二棟。梅田家は真冬に閉まる
実際の行き方
- 弘前駅→亀の甲門前(弘南バス「浜の町・石渡線」、約15分)。
- 亀の甲門前→若党町の旧岩田家住宅(小路に入って徒歩数分)。
- 生垣の道を西へ、旧笹森家住宅を経て旧伊東家住宅・旧梅田家住宅へ。
- 停留所へ戻るか、亀甲門をくぐって城址公園へ抜ける。
- 弘前駅から弘南バス
- 弘前駅から弘南バス「浜の町・石渡線」に乗り、亀の甲門前で下車。所要はおよそ15分。停留所の向かいから小路が始まり、目指す住宅によって徒歩2〜5分ほど。
- 亀の甲門前から戻る
- 帰りは道の反対側の停留所から同じ路線で弘前駅へ。夕方は本数が減るが、住宅の閉館のほうが先に来るので、最終バスより閉館時刻を基準に組み立てるとよい。
どんな場所か
仲町は、弘前城の北、いま亀甲門と呼ばれる門の背後に置かれた侍町である。保存地区の広さは約10.6ヘクタール。かつての侍町のおよそ三分の二にあたり、馬喰町の全域と、若党町・小人町の各一部を含む。特徴は建物より境界にある。刈り込まれたサワラの生垣が小路沿いに途切れずに続き、その合間に黒板塀と黒塗りの門、そして奥行きのある前庭が挟まる。道の割り方そのものが江戸のままで、だから一軒ずつではなく町として守られた。
おすすめの楽しみ方
住宅の開館は午前10時から午後4時まで。休館日は四棟でずらしてあるので、「どこが見たいか」より「今日はどこが開いているか」で決めるほうが早い。4月から6月まで、それにさくらまつり・ねぷた・菊と紅葉・雪燈籠の各期間は、四棟とも休まない。小路は公道なので時間を問わず歩けるから、朝いちばんに城址公園へ向かう前に通り抜けてもいい。
歴史・背景
いま亀甲門と呼ばれる北門は、築城当時この城の大手門だった。侍町はその追手を守るために、門の真後ろに置かれている。公開されている住宅は津軽藩の中級武士のもので、式台構えの玄関があり、その奥に接客の座敷と日常の常居が続く。旧笹森家住宅は国の重要文化財、旧岩田家住宅と旧伊東家住宅は県重宝にあたる。地区そのものが国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたのは1978年である。
行く前に
- 現金
- 四棟とも入館無料で、小路そのものは公道。かかるのは弘前駅からのバス代だけである。住宅に専用駐車場はない。
- 知っておきたいこと
- 年末年始と8月13日は休館。旧梅田家住宅は冬期に閉まる。12月からは雪が深く、なにより人が住んでいる町なので、道から外れず、私邸の庭へレンズを向けないこと。
- 別ルート
- 弘前城址公園はこの地区のすぐ南にあるので、バスに乗らず北門から歩いて抜ける人も多い。弘前駅から全部歩くこともできるが、前半は平坦で見どころが少ないぶん、そこはバスに任せてよい。
- 降りたあと
- 亀の甲門前で降りると、片側に城の北門と堀、反対側に侍町の小路がある。小路に入ればすぐ生垣が始まる。
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