笠島まち並保存地区
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

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笠島まち並保存地区

history穴場——実はすごい

塩飽諸島・本島の北東岸にある小さな港町。香川県で唯一の重要伝統的建造物群保存地区で、格子構えの町家が細い道に肩を寄せ合い、旧家のいくつかは屋敷のなかまで公開されている。

  1. 起点丸亀駅
  2. 約1時間丸亀港からフェリー+徒歩
  3. 降車本島港(本島汽船フェリー)
  4. そこから
  5. 笠島まち並保存地区

狙い目

国の選定を受けた地区で、日本国内では知られた場所だ。静かなのは島にあるからで、通りにいる人の数は観光の流行ではなく船の時刻表で決まる。便と便のあいだ、ここはただの集落に戻る。

場所

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見どころ(歩く順)

文書館(藤井邸)663highland / CC BY 2.5
  1. 塩飽勤番所跡港のそばに残る、島の自治の拠点だった役所の跡。国の史跡
  2. マッチョ通り海岸に沿って弓なりに伸びる、集落を貫く通り
  3. まち並保存センター(真木邸)屋敷のなかを見学できる旧家。白壁に続くなまこ壁の土蔵が目を引く
  4. 東小路マッチョ通りと直角に交わり、集落の東側を南北に走る道
  5. 文書館(藤井邸)地区で公開されている屋敷のひとつ。町の記録を伝える

実際の行き方

  1. 丸亀駅→丸亀港(徒歩)。
  2. 丸亀港→本島港(本島汽船のフェリー・約35分)。
  3. 本島港→笠島(徒歩約25分、または島のコミュニティバス)。
  4. マッチョ通りと東小路を歩き、港へ戻って帰りの便に乗る。
丸亀駅から本島汽船のフェリーで本島港へ
丸亀駅→徒歩で丸亀港→本島汽船のフェリーで約35分→本島港。港から笠島までは海沿いの島道を北東へ徒歩約25分、または島のコミュニティバス。駅から地区まで、全体でおよそ1時間を見ておくとよい。
本島港から丸亀へ戻る
徒歩かコミュニティバスで本島港へ戻り、丸亀行きの便に乗る。便は日中に散らばっていて、最終は夕方に出る。橋はなく遅い便もないので、ここでは時刻表がそのまま行動の枠になる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

笠島は本島の北東、三方を丘陵に囲まれた入り江の奥にある。集落の道は、まっすぐ見通せないように造られている。ゆるく湾曲し、丁字や十字に交わり、幅も一定ではない。そのうち二本には名前がついている。集落の東寄りを南北に走る東小路と、それと直角に、海岸とほぼ平行して弓なりに伸びるマッチョ通りだ。通りに面して並ぶのは町家形式の住宅で、二階は低く、正面には格子が立ち、白い壁に虫籠窓が小さく開いている。

おすすめの楽しみ方

丸亀港の便は早朝から夜まであるので、朝に渡って午後に戻れば地区はひととおり歩ける。港と笠島のあいだは島のコミュニティバスでも移動できるから、片道だけ乗って片道は歩くのが楽だ。歩き出す前に帰りの便を確かめておきたい。最終便は夕方で、それを逃すと島から出る手段がない。

歴史・背景

塩飽諸島は長いあいだ、島の船乗りたちの自治組織によって治められてきた。その拠点だった勤番所の跡は国の史跡で、笠島に残る年寄の墓もあわせて指定されている。笠島そのものは海運で生きた集落で、湊を通った富が、いま通りに並ぶ家々を建てた。1985年、国はこの地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定している。

行く前に

現金
乗船券は丸亀港と本島港の窓口で購入するので、現金を用意しておきたい。笠島で公開されている屋敷の見学料は、現地で受け付けている。
知っておきたいこと
ここは人が暮らしている集落だ。ほとんどの家は私有で、道は声が隣まで届く幅しかない。日が暮れると街灯はほとんどなく、風の強い日は海峡の揺れが大きい。
別ルート
岡山側からは児島港からも本島への旅客船がある。児島駅からすぐの港なので、山陽新幹線で来るならこちらが早い。
降りたあと
本島港からは海沿いの島道を北東へ。徒歩約25分で笠島の集落に入る。同じ区間をコミュニティバスも走っている。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。