入来麓武家屋敷群
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鹿児島中部・薩摩川内No.517★地図で見る →

入来麓武家屋敷群

history穴場——実はすごい

薩摩川内市の内陸に残る武家町。丸い川石を積んだ石垣が屋敷を仕切る通りが続き、中心の旧増田家住宅は国の重要文化財ながら無料で公開されている。

  1. 起点川内駅
  2. 約25分川内駅から車・バス
  3. 降車入来麓バス停
  4. 徒歩
  5. 入来麓武家屋敷群

狙い目

国の保存地区で、重要文化財の建物もある。無名なわけではなく、主要な観光ルートから外れているだけだ。バスの本数は少なく、商店街もない。唯一開いている建物は無料なので、決まった時間に団体が押し寄せる理由もない。

場所

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見どころ

旧増田家住宅STA3816 / CC BY-SA 4.0
  1. 旧増田家住宅主屋・石蔵・浴室便所が一体で残る国の重要文化財
  2. 玉石積みの石垣街路に沿って続く低い石垣と、その上に刈り込まれた生垣
  3. 茅葺門保存地区の指定文化財のひとつ。茅で葺いた門が残る
  4. 清色城跡町の背後の斜面に残る中世の山城跡。国の史跡
  5. 入来郷土館町並みとともに伝わった資料を収める郷土館

実際の行き方

  1. 鹿児島中央駅または川内駅→「入来麓」バス停(路線バス)。
  2. 「入来麓」→旧増田家住宅(徒歩数分)。
  3. 旧増田家住宅→石垣の街路・茅葺門・入来郷土館へ。背後の斜面には清色城跡が残る。
川内駅から路線バス
九州新幹線の川内駅が最寄りの玄関口になる。ここと鹿児島中央駅から内陸へ路線バスが走り、どちらも「入来麓」に停まる。川内駅から車やタクシーなら約25分。鹿児島県の観光公式と日本遺産の公式サイトが、そろってこの所要時間を示している。
入来麓から戻る
帰りは同じ停留所から川内駅・鹿児島中央方面へ。通勤時間帯を外すと本数が少なく、最終も早い。時刻表は見学のあとではなく、着いたときに見ておくほうが確実だ。タクシーの番号も控えておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

入来麓は、薩摩川内市の内陸、清色城跡のふもとに広がる武家町だ。街路に沿って丸い川石を積んだ低い石垣が屋敷を仕切り、その上に生垣が植えられている。道の形は一様ではない。中世からの曲がった道に、後の時代に足された直線の区画が接いである。文化庁はこの一帯を武家町の保存地区として選んでいる。区画のほとんどは今も個人の住まいで、中に入れるのは旧増田家住宅だけだ。

おすすめの楽しみ方

旧増田家住宅は9時に開き、入館は16時30分まで。先に屋敷の中を見ておくと、通りの石垣が何を囲っているのかが分かる。帰りのバスは本数が少ないので、歩き出す前に時刻を決めておきたい。

歴史・背景

薩摩藩は領内を「麓」に分けて治めた。地方の役所のまわりに武士を住まわせる仕組みで、入来の麓は清色城の足元に育った。国が重要伝統的建造物群保存地区に選定したのは2003年12月25日。中心に建つ旧増田家住宅は明治6年ごろまでに建てられ、石蔵には大正7年4月竣工と記されている。2014年12月10日に国の重要文化財となり、修理で見つかった痕跡にもとづいて、瓦葺きだった屋根は茅葺に戻された。

行く前に

現金
旧増田家住宅は無料で、通りを歩くのにも料金はいらない。地区内に有料の施設はないので、用意しておくのはバス運賃くらいだ。
知っておきたいこと
住宅の休みは月曜(月曜が祝日なら翌日)と、12月29日から1月3日まで。通りは人が暮らす生活道路で、見学用の照明はない。明るいうちに歩き、門の内側には立ち入らない。
別ルート
鹿児島空港からも、入来麓のバス停まで行くバス便がある。到着日や出発日の予定に組み込みやすい。
降りたあと
「入来麓」で降りると、そこがもう保存地区の入口になる。旧増田家住宅までは徒歩数分。駐車場は入来支所の道路向かいにある。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。