勝浦朝市
実写(ライセンス済み)Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0

千葉南・勝浦No.932★★地図で見る →

勝浦朝市

food穴場——実はすごい

房総の漁港に四百年以上続く通りの市。昼前には終わってしまう。おもしろいのは住所で、月の前半と後半で会場の通りそのものが入れ替わる。

  1. 起点東京駅
  2. 約1時間40分JR特急
  3. 降車勝浦駅(JR外房線)
  4. 徒歩
  5. 勝浦朝市

狙い目

東京から二時間近くかかるうえ、市そのものが昼前に終わる。日帰りの行程に収まりにくく、だからいまも観光地ではなく町の買い物の場のままだ。三大朝市の一つとして名前は全国に知られているのに、その時間の早さが最後まで効いている。

場所

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見どころ(歩く順)

遠見岬神社ミズカゼ26 / CC BY-SA 4.0
  1. 仲本町朝市通り16日から月末までの会場になる通り
  2. 覚翁寺仲本町の朝市通りが始まる、その角に建つ寺
  3. 下本町朝市通り1日から15日までの会場になる通り
  4. 遠見岬神社下の朝市通りから赤い灯籠の石段がまっすぐ立ち上がる神社

実際の行き方

  1. 東京駅→勝浦駅(JR特急わかしおで約1時間27分)。
  2. 勝浦駅→朝市の通り(港の方へ徒歩約10分)。
  3. 出かける前に日付を確認する。1〜15日は下本町朝市通り、16日以降は仲本町朝市通り。
東京駅から特急わかしお
東京駅→(JR特急わかしおで約1時間27分)→勝浦駅、そこから徒歩約10分。わかしおが出る京葉線ホームは地下5階にあり、乗り換えの通路が長いので東京駅では余裕を見ておきたい。外房線の普通列車でも行ける。
勝浦駅から戻る
朝市の通りから坂を上って勝浦駅へ戻り、わかしおで東京方面へ。都心と比べて発車の間隔はかなり広いので、朝に着いた時点で帰りの時刻を見て、市が終わる前に決めておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

市が立つのは、房総半島の太平洋側にある漁港の町・勝浦の、旧市街の通りである。決まった場所はない。1日から15日までは遠見岬神社のふもとを走る下本町朝市通り、16日から月末までは覚翁寺のそばの仲本町朝市通りへと会場が移る。売り手は仲買ではなく、獲った人と作った人そのものだ。台に載るものは季節でそっくり入れ替わり、春はタケノコやセリ、秋は栗やサツマイモ、冬は大根や白菜。魚と干物は年じゅう並んでいる。

おすすめの楽しみ方

観光協会が示す時間はおおむね6時30分から11時ごろ。6時には支度が始まり、売り切れた店から順に引き上げていく。魚の選択肢がいちばん広いのは開き始めで、人の厚みが出るのは8時から9時のあいだだ。予定を市に合わせる日になる。

歴史・背景

市を開いたのは、1591年、当時の勝浦城主だった植村泰忠である。漁と農を励ますため、獲れたものと採れたものを町の中心で交換させる場としてつくられた。観光協会の記録によれば、当初は天候にかかわらず毎日立ち、町の通りを順に移りながら開かれていたという。いまの「月の前半と後半で通りが変わる」形は、その巡り方の名残にあたる。石川の輪島、高山の宮川と並べて日本三大朝市と呼ばれる。

行く前に

現金
朝市は公道で開かれ、入るのに払うものはない。売り手は個人の露店なので現金を用意しておくのが無難だ。市の通りから歩いてすぐのところに、市営の駐車場が二か所ある。
知っておきたいこと
休みは毎週水曜と1月1日。雨でも開くが出店の数は減り、台風のような荒天では休みになる。全体が屋外で、売れ残りがあってもたいてい昼前には片づく。
別ルート
東京駅からは高速バス「東京勝浦線」も出ていて、バスターミナル東京八重洲から勝浦駅まで約2時間。車なら市原鶴舞ICから約40分。
降りたあと
勝浦駅を出て海の方向へ徒歩約10分。覚翁寺と遠見岬神社のあいだに広がる旧市街の通りが、そのまま朝市の会場になる。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。