熊川宿
実写(ライセンス済み)Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0

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熊川宿

〜鯖街道の宿場町〜

history穴場——実はすごい

日本海の塩鯖を都へ運んだ街道の途中に残る、若狭の宿場町。通りに沿って水路が流れ、家の入口ごとに石橋が一枚ずつ架かっている。

  1. 起点京都駅
  2. 約1時間40分湖西線+JRバス
  3. 降車若狭熊川バス停(JRバス若江線)
  4. 徒歩
  5. 熊川宿

狙い目

無名の場所ではない。文化財として記録され、案内も出ている。人が少ないのは距離のせいだ。谷に鉄道の駅がなく、行くには田舎の駅と駅を結ぶバスに乗ることになる。京都からの日帰り客はたいてい、もっと行きやすい宿場町を選ぶ。

場所

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見どころ

熊川宿の通り663highland / CC BY 2.5
  1. 前川通りの端から端まで流れる水路。家ごとに石橋が架かり、水際に降りる洗い場「かわと」も残る
  2. 熊川番所街道を行き来する人と荷を検めた関所
  3. 若狭鯖街道熊川宿資料館(宿場館)宿場の古文書や御用日記を収める資料館
  4. 道の駅若狭熊川宿谷の入口にある道の駅。駐車場と設備がまとまっている

実際の行き方

  1. 京都駅→近江今津駅(JR湖西線)。
  2. 近江今津駅→若狭熊川(JRバス若江線・小浜方面)。京都からの全体で約1時間40分と公式サイトにある。
  3. 若狭熊川バス停→保存地区の通り(徒歩3分ほど)。
  4. 前川沿いの通りを歩き、同じ路線でそのまま小浜へ抜けるか、近江今津へ引き返す。
湖西線で近江今津へ、そこからJRバス
京都駅→(JR湖西線)→近江今津駅、そこからJRバス若江線の小浜方面に乗り換え→若狭熊川で下車、歩いてすぐ。熊川宿の公式サイトは全体でおよそ1時間40分としている。
戻るか、そのまま海へ抜けるか
若江線は近江今津と小浜を結ぶ路線で、熊川はその途中にある。京都方面に戻ることも、小浜まで抜けて若狭の海に出ることもできる。歩き始める前に停留所の時刻を見て、どちらへ行くかを決めておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

熊川は若狭の山にはさまれた谷にあり、日本海側と京都を結ぶ道の途中にある。若狭は都へ海の幸を送る土地で、この道は鯖街道と呼ばれるようになった。通りには塗り壁の商家や土蔵が並び、屋根の妻を通りに向けた家と、長い側面を向けた家が交じる。その脇を流れるのが前川で、家の入口ごとに石橋が架かり、ところどころに水際まで降りる洗い場「かわと」がある。番所も奉行所の跡もお蔵屋敷の跡も、この一本の通りに収まっている。

おすすめの楽しみ方

通りは一本道なので、往復するより片道をゆっくり歩くほうがいい。見どころは足元の高さにある。歩き出す前に停留所の発車時刻を読んでおくこと。持ち時間を決めるのは町の広さではなくバスのほうだ。このあと若狭の海へ向かうなら、引き返さずそのまま小浜行きに乗るのが早い。

歴史・背景

1589年、浅野長政が谷に散っていた商家を一つの宿場にまとめた。いまの通りの骨格はこのときに決まっている。舞台は若狭と京都を結ぶ道で、熊川はそこを行き交う荷を扱った。鯖もそのひとつだ。町並みは1996年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、2015年には街道とその町が日本遺産に認定されている。

行く前に

現金
通りを歩くのに料金はいらない。バス代と、資料館や通り沿いの店のために現金を持っていくとよい。
知っておきたいこと
通りは公道なので時間の制限も入場券もない。ただしここは人が住んでいる集落で、資料館も店も道の駅もそれぞれの休みで動く。行った日にいくつかは閉まっていると思っておくほうがいい。
別ルート
若狭の海側からなら、JR小浜線で上中駅まで行き、同じJRバスの近江今津方面に乗る。熊川は数停留所先なので、小浜への旅程に組み込みやすい。
降りたあと
国道303号沿いの若狭熊川バス停から徒歩3分ほどで古い通りに入る。道の脇に水路が現れたら、そこが保存地区の中だ。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。