
群馬北西・浅間高原No.1107★★地図で見る →
鬼押出し園
浅間山から流れ出た溶岩が、止まった場所で固まってできた原。その黒い岩のあいだを舗装路が縫い、観音堂を経て、高原を見晴らす道へと続いていく。
- 起点軽井沢駅
- 約40分軽井沢からバス
- 降車鬼押出し園(西武観光バス)
- そこから
- 鬼押出し園
狙い目
有料の観光施設で、案内板も整い、幹線ルート沿いにある。穴場ではない。ただし人の密度は入口からの距離で偏る。多くの人は入口・レストラン・観音堂のあたりで折り返すため、奥の院参道と上部の高山植物コースは比較的落ち着いている。
場所
群馬のほかの記事 20件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 展望レストラン入口を入ってすぐの建物。窓の下に岩の原が広がる
- 溶岩の遊歩道黒い岩塊のあいだを縫う舗装路。起伏はゆるく、ゆっくり一周できる
- 浅間山観音堂園の中央に建つ堂。厄除けの聖観世音菩薩が祀られている
- 奥の院参道堂の先へ延びる静かな枝道。たどると炎観音が立つ
- 高山植物観察コース上部の道。5月から岩のあいだに高山植物が咲き、嬬恋村を見下ろす
実際の行き方
- 軽井沢駅→鬼押出し園(西武観光バス・約40分)。
- ゲートを抜け、レストランの脇から溶岩の遊歩道へ。
- 中央の観音堂まで進み、奥の院参道と上部の高山植物コースをたどってから折り返す。
- 軽井沢駅から西武観光バス
- 軽井沢駅から西武観光バスの草津・万座方面の便で鬼押出し園まで約40分。鬼押ハイウェーを上り、園の入口前に停まる。本数は多くないので、出発前に時刻を確かめておきたい。
- 入口前の停留所から戻る
- 帰りは入口前の同じ停留所から軽井沢方面へ。山間のルートで夕方以降は本数が細るため、最終便の時刻は帰り際ではなく着いたときに見ておくとよい。軽井沢まで戻れば北陸新幹線で東京にも長野にも出られる。
どんな場所か
足元がそのまま溶岩である。浅間山の北斜面を下った溶岩は、ごつごつした黒灰色の塊のまま冷え固まり、取り除かれることなく今に残った。園はその上と隙間に道を通しただけだ。割れ目には松や背の低い高山植物が根を張っていて、庭というより岩の原を歩く感覚に近い。道は進むにつれて枝分かれする。入口近くの主な周回路、堂へ向かう静かな内側の道、そして岩を抜けて視界の開ける上部の道。群馬の観光資料は古くからこの景観を世界三大奇勝のひとつとして紹介してきた。
おすすめの楽しみ方
開園は8時。軽井沢からの早い便に乗れば、団体が入る前の岩の原を歩ける。毎月18日には堂の扉が開かれる。主な周回路だけで引き返す人が多いが、奥の院参道と上部の道まで足を延ばすと、同じ場所の印象がはっきり変わる。
歴史・背景
1783年(天明3年)の夏、浅間山は大噴火を起こし、北麓の村々を一変させた。このとき北斜面を下った溶岩が固まり、いまの園の地面になっている。噴火を目にした人々が、火口で鬼が岩を押し出したのだと語り、鬼押出しという名にその印象が残った。1958年5月には、噴火の犠牲者を弔うため、東京・寛永寺の別院として堂が園の中央に建てられた。
行く前に
- 現金
- 入園料は公式サイトで確認した時点で大人700円、小学生500円だった。バス会社は軽井沢と鬼押出し園を結ぶ区間の乗り放題きっぷを売っており、窓口ではなく乗車時に乗務員へ申し出て買う形になっている。
- 知っておきたいこと
- 季節によって営業期間や時間が変わり、休止する場合があると公式に案内されている。冬に行くなら事前確認を。標高の高い吹きさらしの岩場で、風も雲の動きも速い。足元は平坦ではない。
- 別ルート
- 中軽井沢駅からのバスで約30分、JR吾妻線の万座・鹿沢口駅からは約25分。車なら碓氷軽井沢ICから中軽井沢を経由し、鬼押ハイウェーで約30km。
- 降りたあと
- バスは駐車場と入園ゲートに面した園専用の停留所に着く。ゲートを抜ければすぐ遊歩道が始まり、数分で岩のあいだに入る。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。