嬬恋高原キャベツ
実写(ライセンス済み)On-chan / CC BY-SA 3.0

群馬北西・嬬恋高原No.1123★★地図で見る →

嬬恋高原キャベツ

food穴場——実はすごい

夏秋キャベツの日本一の産地を、畑を横切る農道の展望地から眺める。盛り土の丘に階段が上がり、デッキと鐘、そして浅間山までの長い視界が開ける。

  1. 起点軽井沢駅
  2. 約1時間レンタカー・パノラマライン
  3. 降車愛妻の丘の駐車スペース(つまごいパノラマライン)
  4. そこから
  5. 嬬恋高原キャベツ

狙い目

隠している場所ではない。道路標識が出ていて車を寄せる場所があり、村の催しの舞台にもなっている。落ち着いているのは、来る人のほとんどが車で立ち寄って、そう長くはとどまらないからだ。畑のほうには人がいない。働いている農地であって、眺めるのは道の側からだからだ。

場所

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見どころ(歩く順)

道路脇の標識と階段osami / Public domain
  1. 道路脇の標識と階段パノラマライン沿いの標識と車を寄せる場所。土手を階段が上がる
  2. 叫び台丘の上に据えられた木のデッキ。火山のほうを向いている
  3. 愛妻の鐘デッキと同じ丘の上に立つ鐘
  4. 花壇とオブジェベンチの脇の植え込みと、村の作家の手による作品
  5. 浅間山と田代湖の眺め手前にキャベツの畝、その先に火山と湖

実際の行き方

  1. 軽井沢駅から車で嬬恋へ。峠を越えておおよそ1時間。
  2. つまごいパノラマラインの北ルートに入り、キャベツ畑のあいだを標識のある路肩まで走る。
  3. 階段を上ってデッキと鐘、ベンチのある丘の上へ。浅間山と田代湖を眺める。
軽井沢駅から車で上がる
軽井沢は北陸新幹線の停車駅で、レンタカーの起点にしやすい。峠を越えて嬬恋に入るまで、おおよそ1時間。最後はつまごいパノラマラインの北ルートで、畑のあいだを登っていく。碓氷軽井沢インターチェンジからの所要として公表されている数字も、おおむね同じくらいだ。
戻り道
バスはなく、歩いて行ける駅もないので、帰りも同じ道を走ることになる。パノラマラインに照明はなく、暗くなると畑には目印がない。道が読めるうちに折り返したい。軽井沢まで戻れば新幹線で東京にも長野にも出られる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

この土地の見た目を決めているのは作物のほうだ。夏から秋に出荷されるキャベツの量は全国のどの産地より多く、畑は標高1,400mまで上がっていく。下界が茹だる季節でも、ここなら株は好みの15〜20度に収まる。その畑をつなぐ農道は、つまごいパノラマラインとして車で走れるようになっていて、北ルートは生産地のただ中を抜ける。愛妻の丘は、その道の脇に盛られた小さな丘だ。花が植えられ、ベンチが置かれ、木のデッキが据えてある。名前の由来は、ここから火山に向かって叫んだ男たちにある。

おすすめの楽しみ方

畑が緑に埋まるのは夏から秋にかけて。道は冬に閉じるので、ここは暖かい季節の立ち寄り先になる。五分で済ませずに三十分は取っておきたい。標高が高いぶん光の変わりが速く、火山も雲に隠れたり出たりする。畝と山を一枚に収めたいなら、太陽を背にして立つとよい。

歴史・背景

村の名は作物より古い言い伝えを背負っている。東征の帰り、日本武尊が鳥居峠に立ち、海の荒れを鎮めるために身を投げた妻・弟橘媛を「吾嬬者耶」と偲んだ。その声が嬬恋という名になったと伝わる。丘の名もその物語を借りている。農家から畑を借りて始めた、妻への感謝を叫ぶ小さな催しが評判を呼び、やがて群馬県がこの盛り土を展望地として整えた。

行く前に

現金
入口も入場料もない。飲み物は自分で持って上がるのがよい。直売所や村の日帰り温泉は谷側の道沿いにあって、季節の買い物はそちらですることになる。
知っておきたいこと
つまごいパノラマラインは冬季に閉鎖され、その間は丘まで行けない。閉鎖の期間は案内によって書かれている日付が違うので、春先や晩秋に行くなら村に確認しておきたい。丘の上に雨や風をしのぐものはなく、標高が高いぶん雲の動きも速い。
別ルート
最寄りの鉄道駅は谷側にあるJR吾妻線の万座・鹿沢口駅だが、畑まで上がるバスはなく、歩ける距離でもない。北から来るなら、軽井沢を越えずに草津側からパノラマラインへ入る手もある。
降りたあと
車を寄せる場所は標識の脇、道路の路肩にある。そこから土手を階段が上がっていて、登りきるとデッキと鐘に出る。距離は短いが、階段は階段だ。丘の上は開けた草地で、日陰はない。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。