備瀬のフクギ並木
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備瀬のフクギ並木

local王道を、いちばんいい形で

本部半島にある集落の小径。屋敷を覆うフクギ――島で防風林として植えられてきた常緑樹――のあいだを縫って走る。メインの道は集落を北へ抜け、備瀬崎の海に出る。

  1. 起点那覇空港
  2. 約1時間50分路線バス65・66・70番
  3. 降車備瀬入口(本部半島線65・66番/備瀬線70番)
  4. 徒歩
  5. 備瀬のフクギ並木

場所

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見どころ(歩く順)

フクギ並木のメインの小径Mokkie / CC BY-SA 3.0
  1. 集落の入口海沿いの道路を外れ、最初のフクギが頭上で閉じはじめる地点
  2. フクギ並木のメインの小径両側の屋敷を覆う常緑樹が続く、まっすぐな緑の回廊
  3. 枝分かれする路地本道から細く分かれていく道。どれも集落の生活道路である
  4. 備瀬崎木立が途切れる北端。浅い礁池が海に向かって開ける

実際の行き方

  1. 那覇空港→本部半島(沖縄県の観光サイトで一般道約1時間50分)。
  2. 路線バス65・66・70番→備瀬入口バス停。
  3. 備瀬入口→集落(徒歩約5分)。
  4. メインの小径を北へ備瀬崎まで歩き、帰りは路地を回って戻る。
那覇から北へ、車かバスで
沖縄県の観光サイトによれば、那覇空港から一般道で約1時間50分。高速の終点・許田インターからなら一般道で約45分としている。バスの場合は本部半島線の65番・66番と備瀬線の70番がいずれも備瀬入口に停まる。集落の外側を走る道路沿いの停留所だ。
備瀬入口から戻る
帰りも同じ65・66・70番が備瀬入口から半島の幹線方向へ出る。時刻表は停留所に掲示されている。集落に入る前に自分の便を確かめておきたい。小径は行きも帰りもゆっくりした歩きになり、近道はない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

備瀬は本部半島の北の先端、海洋博公園と美ら海水族館から海沿いに少し北へ行った場所にある。集落の小径は、昼でも濃い影の中にある。両側にフクギが密に立ち、屋敷を囲む防風林として植えられたその葉のあいだから、光が切れぎれに落ちてくる。ここの住宅はほとんどが今も自分の木立の中に建っている、と沖縄県の観光サイトは記している。メインの小径は集落を北へ貫き、木立が途切れる備瀬崎で海に出る。その道沿いに人が暮らしている。観光の道である前に、まず集落の生活道路だ。

おすすめの楽しみ方

頭上の枝葉が昼でも道を日陰にしてくれる。遮るもののない場所が歩きづらい沖縄の暑さの中で、ここが歩ける理由はそこにある。まずメインの小径を北へ備瀬崎まで抜け、帰りは路地に入り込んで迷ってみるといい。集落は小さいので、大きく外れる心配はない。歩く速さと声の大きさだけは住民に合わせたい。玄関は木立から数歩の場所にある。

歴史・背景

フクギは琉球列島の常緑高木で、列に植えると緑の壁のようになり、風と潮を受け止める。備瀬は沖縄の集落が長くしてきたやり方をそのまま残した。屋敷ごとにフクギの帯をめぐらせ、その帯と帯のあいだを道として使う。ここでは今も、ほとんどの家が自分の木立の内側に建っている。だからこの並木は、見せるために設計された公園ではない。暮らしのための防風林が、そのまま人を呼ぶ理由になってしまった集落なのだ。

行く前に

現金
小径に改札はなく、歩くのに費用はかからない。集落には駐車場があり、本部町観光協会は木立のあいだを走る遊覧車があることも案内している。歩くより乗って回りたいときの選択肢になる。
知っておきたいこと
小径は細く、照明もない。そして観光ルートである前に住民の生活道路で、木立のすぐ裏には家と庭と洗濯物がある。本部半島は夏から秋にかけて台風の進路に入り、海沿いの道路もそこを走るバスも影響を受けることがある。
別ルート
海洋博公園側から回ってもいい。美ら海水族館は同じ海岸を少し南に下ったところにあり、別行程を組むというより同じ午後の続きとして備瀬まで足を延ばせる距離だ。
降りたあと
備瀬入口から集落までは徒歩約5分と沖縄県の観光サイトが示している。海の方向へ進むとフクギが道の上で閉じはじめる。そのまま北へ進めば、メインの小径が集落を抜けて備瀬崎まで続いている。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。