さっぽろ羊ヶ丘展望台
実写(ライセンス済み)kanesue / CC BY 3.0

札幌南東・羊ヶ丘No.1116★★地図で見る →

さっぽろ羊ヶ丘展望台

local穴場——実はすごい

札幌の南東の縁、柵の中で羊が草をはみ、その向こうの縁に街並みが立ち上がる丘。頂には右腕を突き出したクラーク博士の像が置かれている。土地は公園ではなく、国の農業研究機関の敷地である。

  1. 起点札幌駅
  2. 約35分地下鉄東豊線+中央バス
  3. 降車福住駅(地下鉄東豊線)
  4. そこから
  5. さっぽろ羊ヶ丘展望台

狙い目

ここは札幌でも指折りの観光地で、穴場ではない。あまり語られないのは、この丘が今も動いている国の研究農場の一部であり、観光に使える範囲が交渉の末に切り出されたものだということ。そして今建っている姿には期限があり、それが「いつ行くか」の意味を変えている。

場所

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見どころ(歩く順)

羊の放牧地kanesue / CC BY 3.0
  1. クラーク博士像右腕を突き出したブロンズ像。台座には誓いを書いた紙を入れる投函口がある
  2. 羊の放牧地広場から下っていく柵囲いの草地。その向こうの縁に街並みが並ぶ
  3. さっぽろ雪まつり資料館パネルと写真、雪像の模型で雪まつりの歩みをたどる展示館
  4. オーストリア館札幌冬季五輪から移されたアルペン風の建物。今は北海道の土産物店

実際の行き方

  1. 札幌駅→福住駅(地下鉄東豊線・約13分)。
  2. 福住バスターミナル→さっぽろ羊ヶ丘展望台(北海道中央バス・約10分、終点がゲート)。
  3. 終点併設の窓口で入場料を払い、クラーク博士像の広場と放牧地へ出る。
  4. さっぽろ雪まつり資料館とオーストリア館を回り、同じ停留所から折り返す。
地下鉄東豊線と、福住からの中央バス
札幌駅から地下鉄東豊線で南へ、福住まで約13分。駅の上のバスターミナルに上がり、4番のりばから北海道中央バスの羊ヶ丘線に乗り換える。丘までは約10分で、終点は敷地の中だ。乗り継ぎの待ちを含めて、駅からゲートまで35分ほどを見ておきたい。
ゲートから福住へ戻る
帰りは同じ路線でゲートから福住バスターミナルへ戻り、地下鉄東豊線で市街へ。バスは夕方になると本数が減り、展望台が閉まるとほどなく終わる。長居するつもりなら、ゲートの時刻表を先に見ておきたい。地下鉄のほうは夜遅くまで動いている。
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どんな場所か

丘の足元の土地は、公園ではない。国立研究開発法人の北海道農業研究センターと同じ住所を分け合う敷地の一角で、像の前に広がる緑も芝生ではなく柵で囲まれた放牧地だ。訪れる側の運営を担うのは札幌観光協会。開設以来の来場者は延べ3230万人を超え、この数字は建て替えの計画とあわせて公表された。暖かい季節には羊が斜面に出され、初夏には敷地のラベンダーが刈り取られる。

おすすめの楽しみ方

開門は通年で9時。閉まる時刻は6月から9月が18時、それ以外の月は17時で、夜の開放はない。先に像と放牧地へ出て、街の側に光が残っているうちに眺めを取り、それから資料館と土産物棟へ戻る順がいい。バスは同じ場所に着いて同じ場所から折り返すので、往復の間にきれいに収まる。

歴史・背景

地名の由来は家畜にある。1906年にこの一帯へ農商務省の種牛牧場が置かれ、のちに緬羊も扱うようになったことから、台地は「羊ケ丘」と呼ばれるようになった。戦後は見物客が増えすぎて研究の妨げになり、試験場は立ち入りを制限する。札幌市や観光関係の団体が掛け合った末に、敷地の一部が展望台として開かれたのが1959年だった。クラーク博士の全身像はその後、1976年に彫刻家・坂坦道の原型から鋳造され、台座には「Boys, be ambitious」の文字が刻まれている。

行く前に

現金
入場は有料。運営側が示している額は大人1,000円、小・中学生500円、未就学児は無料となっている。バスで入った場合は、別の入口ではなく終点に併設された窓口で支払う。バス運賃は現金のほか、SAPICA・Kitaca・SuicaなどのICカードが使える。
知っておきたいこと
定休日は設けられていないが、2027年4月1日から全面建て替えのため休業に入り、再開は2028年夏ごろの予定。その間はクラーク博士像も一緒に姿を消す。12月から3月は放牧地が雪に覆われ、ゲートからの歩きも遅くなる。夜間の開放はないので、日中に行く場所と考えたい。
別ルート
地下鉄南北線の平岸駅からも北海道中央バスの羊ヶ丘線があり、こちらは約26分。福住経由より時間はかかるが、南北線側にいるなら乗り換えがひとつ減る。
降りたあと
バスは敷地の中まで入って終点に着くので、停留所から歩く必要はない。降りてすぐの窓口で入場料を払うと、正面が像の広場で、その脇に放牧地が開けている。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。