水上温泉
実写(ライセンス済み)Qurren / CC BY-SA 4.0

群馬北部・みなかみNo.1120★★地図で見る →

水上温泉

onsen穴場——実はすごい

谷川岳の南面を仰ぐ、利根川上流の崖に密集した温泉の町。通りの中ほどには町営の入浴施設があり、少し下流には川沿いの遊歩道が始まる。

  1. 起点上毛高原駅
  2. 約25分上毛高原からバス
  3. 降車水上駅(JR上越線)
  4. そこから
  5. 水上温泉

狙い目

隠れた町ではない。水上は一世紀近く群馬を代表する温泉地のひとつで、駅も幹線の途中にある。静かなのは時間帯のほうだ。町の一日はチェックインとチェックアウトを軸に回っているので、昼前から夕方までの通りは、歩いている人のものになる。

場所

群馬のほかの記事 20件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

湯原の温泉街Abasaa / Public domain
  1. 水上駅転車台広場ホームの先にある転車台の広場。D51形蒸気機関車が据えられている
  2. 湯原の温泉街川の上の段に続く、商店と提灯と宿の壁の連なり
  3. ふれあい交流館通りの中ほどに建つ町営の入浴施設。館内に観光の窓口がある
  4. 道の駅みなかみ水紀行館渓谷の入口に立つ道の駅。足湯と淡水魚の水産学習館がある
  5. 諏訪峡遊歩道と笹笛橋利根川の岩壁に架けられた手すり付きの歩道と、谷川岳を望む吊り橋

実際の行き方

  1. 上毛高原駅から関越交通の水上線バスで水上駅へ。
  2. 駅で転車台広場をのぞき、南西へ湯原の温泉街に入る。
  3. そのまま川下の道の駅と諏訪峡遊歩道まで下り、戻り道で湯に入る。
上毛高原駅から関越交通バス
上毛高原駅はこのあたりの上越新幹線の停車駅で、駅前から関越交通の水上線が水上駅まで約25分で結んでいる。本数の多い路線ではないので、出発前に新幹線とバスの時刻を合わせておきたい。
帰り道
上毛高原駅行きのバスは水上駅前の停留所から出る。普通列車でさらに北へ抜けるつもりなら、水上が上越線の運転系統の切れ目である点に注意したい。越後湯沢方面は本数が少なく、最終も夜には出てしまう。高崎方面へ戻る列車のほうが確実だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

町は渓谷の壁に載っている。利根川上流の崖に宿がぎっしりと並び、その下を川が音を立てて流れる。水上は谷川岳の南麓に散らばる温泉群の中心にあたり、戦後は鉄道の便のよさを頼りに規模を広げてきた。ただしその規模は泊まりの団体に合わせたもので、日中だけ立ち寄る側から見ると選択肢は少なく映る。使いやすいのは、通りの中ほどに建つ町の施設だ。館内には観光の窓口も入っている。

おすすめの楽しみ方

入浴施設の開館は、確認した時点では11時からだった。だから先に歩いて、あとから湯に入る順が素直になる。遊歩道そのものに1時間ほど、道の駅で足を止めるならさらに同じくらいを見ておきたい。この谷がいちばん混むのは紅葉の時期だ。

歴史・背景

開湯の言い伝えでは、海翁和尚が利根川沿いの崖から立ちのぼる湯気を見つけ、村人のために湯を引いたとされる。長いあいだこの地は集落の名をとって湯原と呼ばれ、その呼び名は今も地元に残っている。水上駅が開業したのは1928年。これを機に東京方面からの浴客が増え、湯原の湯は草津や伊香保と肩を並べる温泉地へと急速に育っていった。

行く前に

現金
バス会社は公式の案内で、運賃は現金か交通系ICカードで払うとしている。入浴料は改定されており、町の案内と旅行サイトで数字が食い違うので、現地の掲示を正として小銭を持っておきたい。
知っておきたいこと
遊歩道は岩壁を削って通してあり、落石で区間が閉鎖されることがある。観光協会が実際にその告知を出しているので、歩く前に確かめておきたい。冬は谷底まで雪が下りてくる。入浴施設には定休日のほかに臨時の休みも出る。
別ルート
JR上越線なら高崎から水上まで乗り換えなしで上がれる。乗り放題の切符を持っているならこちらが素直だ。車は関越自動車道の水上インターチェンジから国道291号で谷を上る。
降りたあと
水上駅からは南西へ温泉街が延びていて、町営の入浴施設まで通り沿いに徒歩12分ほど。駅前には観光案内所とタクシー乗り場、宿の送迎が集まっている。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。