赤目四十八滝
実写(ライセンス済み)KENPEI / CC BY-SA 3.0

三重伊賀・名張No.1193★★地図で見る →

赤目四十八滝

nature穴場——実はすごい

三重の西、滝川の谷に通された一本の遊歩道。名の付いた滝が上流へ次々と現れる。周回路はなく往復の道だから、どこで折り返すかは歩く人が決められる。

  1. 起点大阪上本町
  2. 約1時間25分近鉄+路線バス
  3. 降車赤目口駅(近鉄大阪線)
  4. そこから
  5. 赤目四十八滝

狙い目

国内ではよく知られた行き先で、三つの百選に選ばれている。それでも海外の旅程に載らないのは、近鉄大阪線という「奈良にも伊勢にも属さない区間」にあるからだ。谷が長いぶん、人の多い日でも道全体に散らばる。

場所

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見どころ(歩く順)

布曳滝KENPEI / CC BY-SA 3.0
  1. 赤目滝水族館渓谷入口の施設。旧・日本サンショウウオセンターで、谷のサンショウウオを飼う
  2. 不動滝入口側に最初に現れる、落差15mの直瀑
  3. 千手滝岩肌いっぱいに広がり、千の手に見立てられた滝
  4. 布曳滝一枚の布を垂らしたような、落差30mの一条
  5. 荷担滝岩をはさんで二手に分かれて落ちる、落差8mの滝

実際の行き方

  1. 大阪上本町→赤目口駅(近鉄大阪線・乗り換えなしで約70分、1,140円)。
  2. 赤目口駅→赤目滝バス停(三重交通11赤目線・約10分)。
  3. 坂を上って入口の建物へ。入山料を払い、そのまま谷へ入る。
  4. 川に沿って上流へ歩き、折り返す場所を決めて同じ道を戻る。
近鉄大阪線と赤目線バス
大阪上本町→(近鉄大阪線・乗り換えなしで約70分、1,140円)→赤目口駅。駅前から三重交通11赤目線に乗り、赤目滝バス停まで約10分。渓谷の入口まで、大阪から合わせて1時間25分ほどを見ておきたい。
赤目滝バス停から戻る
同じ11赤目線で赤目口駅へ戻り、近鉄大阪線で西へ。12月から3月にかけては運休する便があるので、谷に入る前にバス停の時刻表で帰りの時間を確かめておく。渓谷の閉まる時刻も夏と冬で違う。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

赤目の渓谷は、室生赤目青山国定公園のなかを滝川に沿っておよそ4キロ続く。かつての伊賀と大和の境にあたる谷で、滝は山じゅうに散っているのではなく、整備された一本の道沿いに順番に並ぶ。なかでも大きな五つは赤目五瀑と呼ばれ、最奥の巌窟滝で名の付いた滝は終わる。この谷は日本の滝百選・森林浴の森百選・平成の名水百選という三つの百選に同時に名を連ねている。入口は下流側にあり、谷のサンショウウオを飼う水族館がその脇に建つ。

おすすめの楽しみ方

渓谷には季節で変わる開門・閉門の時刻があるので、午前のうちに入ってしまうのが現実的だ。最初の滝は歩き出してすぐ現れるが、大きな滝ほど奥にあり、一つ先へ進むたびに帰りも同じ距離が増える。谷を端まで見たいなら、開いてすぐに入るのがいい。

歴史・背景

赤目という名は、修験道の祖とされる役行者の伝説に由来する。この谷で修行していたとき、赤い目の牛に乗った不動明王に出会ったという。滝はもともと眺める場所ではなく、打たれて行を積む場所だった。いまこの谷を運営する会社は「忍者修行の里」を名に掲げ、隣接する伊賀の土地柄をそのまま看板にしている。

行く前に

現金
渓谷の入口で入山料を払う。金額は現地の受付と公式サイトに掲示されている。バスは地方路線なので小銭か少額の紙幣を用意しておくと安心で、近鉄はきっぷと交通系ICカードのどちらでも乗れる。
知っておきたいこと
開門・閉門の時刻は季節で変わり、日が暮れてからは歩けない。道は終始川沿いなので、大雨のあとは水量が増えて岩も濡れる。滑りにくい靴が、この行き先ではいちばん効く装備になる。
別ルート
近鉄は、赤目口駅までの往復乗車券と三重交通バスの往復をセットにしたきっぷを出している(設定内容は近鉄公式で確認)。近鉄名古屋からも近鉄線でつながっていて、途中で一度乗り換える。
降りたあと
赤目滝はバス路線の終点。そこから参道の坂を少し上ると入口の建物があり、渓谷の道はその奥から始まる。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。