マタギ資料館
実写(ライセンス済み)くろふね / CC BY 3.0

秋田内陸・阿仁No.552★★地図で見る →

マタギ資料館

culture穴場——実はすごい

秋田北部・阿仁の谷にある、マタギ文化の小さな資料館。猟銃、かんじき、雪山の装束、動物の剥製が、併設の温泉宿とひとつづきの建物に並ぶ。単線のローカル線でたどり着く。

  1. 起点角館駅
  2. 約55分秋田内陸線・1日数本
  3. 降車阿仁マタギ駅(秋田内陸線)
  4. そこから
  5. マタギ資料館

狙い目

隠れた場所というより、遠い場所だ。列車は1日数本、しかも降りた駅からさらに車で入る。通りすがりに寄れる立地ではないぶん、館内はいつもゆっくり見られる。

場所

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見どころ(歩く順)

阿仁マタギ駅くろふね / CC BY 3.0
  1. 阿仁マタギ駅狩人の名を冠した無人駅。駅舎はなく、待合所だけが立っている
  2. 猟銃と猟具雪の山でクマを追うために使われた銃と、山に持ち込んだ道具一式
  3. マタギの装束冬の斜面で身につけた衣装。暮らしの生活用具とあわせて並ぶ
  4. 剥製・ジオラマ・映像周囲の森にいた動物の剥製と、狩りの進め方を見せるジオラマと短い映像
  5. 打当温泉マタギの湯資料館と同じ敷地に立つ温泉宿。運営も同じ会社が担う

実際の行き方

  1. 角館駅→阿仁マタギ駅(秋田内陸線・約55分)。
  2. 打当温泉マタギの湯へ事前に電話。無料送迎バスが駅前まで来る。
  3. 受付で入館料を払い、猟銃と猟具の展示から順に見ていく。
  4. 腰を落ち着ける前に帰りの列車の時刻を確認する。本数が少ない。
角館駅から秋田内陸線
角館駅→(秋田内陸線・約55分)→阿仁マタギ駅。角館は秋田新幹線の停車駅で、内陸線はそこに接続している。ただし本数は1日数本なので、乗る列車を先に決めてから出発したい。
阿仁マタギ駅から戻る
阿仁マタギ駅は無人駅で、駅舎はなく待合所がある。北へ行けば鷹巣でJR奥羽本線に、南へ戻れば角館に出る。列車の間隔が長いので、着いたらまず時刻を確認しておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

マタギは、奥羽の山でクマを追ってきた狩人たちだ。独自の掟を守り、山への信仰を持って、雪の深い季節に山へ入った。資料館には、その一式が置かれている。猟銃と猟具、冬の斜面で着た装束、周囲の森にいた動物の剥製。ジオラマと映像が、狩りの組み立て方と、季節のあいだの暮らしぶりを補ってくれる。建物は、運営する宿である打当温泉マタギの湯と同じ敷地に立つ。打当川をさかのぼった集落だ。この文化をまとまった形で見せている場所は、そう多くない。

おすすめの楽しみ方

開館は9:00〜17:00。展示室は小さく、急がずに一周できる。事前に申し込めば、現役のマタギが館内を案内しながら山の話をしてくれる回もあり、寒い時季にはかんじき歩きの体験もある。隣の温泉に入れば、立ち寄りが半日になる。

歴史・背景

マタギの狩りは趣味ではなく生業だった。何を獲ってよいかを定めた掟があり、山に向けた信仰があった。いまの北秋田市にあたる阿仁は、その暮らしがもっとも長く残った土地のひとつで、地名は駅の名にもなっている。ここの収蔵品は谷のなかで集められたもので、隣の温泉宿と同じ会社が管理している。

行く前に

現金
入館料は大人200円、小人100円。打当温泉マタギの湯に泊まる人は無料になる。小さな私鉄と山あいの集落なので、現金を用意していったほうが確実だ。
知っておきたいこと
開館は9:00〜17:00。冬は雪が深く、体験プログラムの内容も季節で入れ替わる。近くの安の滝は通行止めのため、散策の受付が止まっている。
別ルート
北側からなら、JR奥羽本線の鷹巣駅で秋田内陸線に乗り換え、阿仁の谷を南下して阿仁マタギ駅へ向かうルートもある。
降りたあと
阿仁マタギ駅は資料館から離れており、打当川をさらにさかのぼった先になる。歩ける距離ではない。打当温泉に事前に連絡しておくと、無料の送迎バスが駅前まで迎えに来てくれる。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。