八幡平
実写(ライセンス済み)らんで / CC BY-SA 4.0

岩手北・八幡平No.1164★★地図で見る →

八幡平

〜沼と湿原が点在する火山高原〜

nature穴場——実はすごい

岩手と秋田の県境に横たわる湿った火山高原。山頂近くまで車道が届き、その先は木道が火口沼と湿原、針葉樹林をつないでいる。沼のひとつは雪解けにドラゴンアイと呼ばれる輪になる。

  1. 起点盛岡駅
  2. 約1時間50分盛岡駅から季節運行バス
  3. 降車八幡平頂上(見返峠の駐車場)
  4. そこから
  5. 八幡平

狙い目

知られていない場所ではない。ドラゴンアイは東北でもっとも写真に撮られる被写体のひとつになったし、雪解けの時期には峠が車で埋まる。それでも静かなのは地形のおかげで、道が開けた湿原に分かれて散っていくため、最初の展望台を過ぎると人の密度が急に落ちる。

場所

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見どころ(歩く順)

八幡沼Soica2001 / Public domain
  1. 見返峠アスピーテラインの登りつめ。無料・有料の駐車場と稜線の展望デッキ
  2. 鏡沼ドラゴンアイになる火口沼。登山口から少し登ったところにある
  3. 八幡平山頂の展望台平らな頂上に立つ展望台。岩手山や鳥海山まで見渡せる
  4. 八幡沼山頂の下にひろがる大きな火口湖。まわりを湿原の木道が巡る
  5. ガマ沼峠へ戻る途中の小さな沼。専用の展望台から見下ろす

実際の行き方

  1. 盛岡駅東口3番のりば→八幡平頂上(岩手県北バス・季節運行・約1時間50分)。
  2. 峠の駐車場から舗装路を上がり、ドラゴンアイの鏡沼へ。
  3. そのまま山頂の展望台へ進み、八幡沼の木道とガマ沼の展望台へ下る。
  4. 見返峠で周回を閉じ、同じバスで盛岡へ下りる。
盛岡駅から季節運行の直行バス
盛岡駅東口3番のりばから岩手県北バスの八幡平自然散策バスに乗り、終点の八幡平頂上まで約1時間50分。春から晩秋までの運行で予約は不要、運賃は降車時の精算になる。八幡平温泉郷を経てアスピーテラインを上がっていく経路だ。
峠から下りる最終便
盛岡へ戻る便は少ないので、帰りの発車時刻がそのまま歩ける範囲の上限になる。歩き出す前に乗り場の掲示を読み、山頂の周回をその時間の内側に収めたい。乗り遅れたときは、岩手側の温泉郷までタクシーで下りるのが現実的な逃げ道になる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

八幡平は岩手と秋田の県境にまたがり、主峰の標高は1,613メートル。頂上部は尖った山ではなく、広く湿った台地だ。高層湿原に火口湖が点々と抱かれ、なかでも八幡沼がよく知られている。上部の斜面を覆うオオシラビソの林は、密度も広がりも国内有数とされ、冬にはその同じ木が樹氷になる。そこへ県道が走っていて、通称を八幡平アスピーテラインという。車は山頂近くまで上がり、県境の峠にある駐車場とレストハウスで行き止まる。その先は木道と舗装路の世界になる。

おすすめの楽しみ方

ドラゴンアイが見られるのは例年5月下旬から6月上旬で、しかも雪解けの進み方しだいだ。山頂と八幡沼をひと回りする自然探勝路はおよそ2〜3時間。峠から鏡沼とガマ沼だけをつなぐ短い周回にすれば、全周しなくても沼は見られる。車道自体が4月中旬から11月上旬までの開通なので、旅程はその幅の内側に置くことになる。

歴史・背景

八幡平が十和田国立公園に編入されたのは1956年7月10日で、このとき公園名も十和田八幡平国立公園に改められた。車道の通称に残る「アスピーテ」は楯状火山を指すドイツ語の地質用語で、かつて八幡平がその型の火山と考えられていたことに由来する。のちの調査では成層火山群と読み直されたが、道の名前だけはそのまま残った。

行く前に

現金
峠には無料の駐車場と、レストハウス側の有料駐車場がある。料金も開設期間も季節で動くので、車で上がる前に確認しておきたい。バス運賃は降車時払いなので現金を用意しておくとよい。
知っておきたいこと
アスピーテラインは冬のあいだ閉鎖され、春に雪の壁を削り出してから開通する。シーズン終盤には夜間の通行止めもある。山上の天気は夏でも急に変わり、木道は最後まで遮るもののない場所を通る。
別ルート
秋田側からは同じ道を鹿角・玉川温泉方面から上がることになり、鹿角花輪駅からバスの便がある。車なら岩手側は東北自動車道の松尾八幡平ICが入口になる。
降りたあと
バスの終点と駐車場は、道の登りつめ、岩手と秋田の県境にまとまっている。レストハウスと登山口は少し離れており、鏡沼へ向かう道は駐車場のすぐ上、県境の登山口から始まる。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。