角館祭りのやま行事
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仙北市・角館No.1256★★地図で見る →

角館祭りのやま行事

culture穴場——実はすごい

毎年9月7日から9日、武者人形や歌舞伎人形を飾った曳山が角館の町を行き交う。道で出会えば丁内同士が交渉し、話が決裂すると曳山がぶつかり合う。

  1. 起点角館駅(秋田新幹線・JR田沢湖線)
  2. 駅から徒歩圏角館駅から徒歩
  3. 角館祭りのやま行事

狙い目

隠れた祭りではない。国の重要無形民俗文化財で、ユネスコの登録にも含まれ、観光客向けに時刻と場所を決めた激突が組まれる夜もある。ただ、祭りの大半には時刻表がない。曳山は交渉しだいで動くからだ。だから確実なのは神明社から見始めること。初日の夕刻、すべての曳山がここへ参拝に来る。

場所

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見どころ

角館總鎭守 神明社KimonBerlin / CC BY-SA 2.0
  1. 角館總鎭守 神明社神明山と呼ばれる地に鎮座する町の総鎮守。初日の夕刻、すべての曳山が参拝に来る
  2. 神明社鳥居前の大置山祭りの間、鳥居の前に据えられる大きな置山。人形で一場面を飾る
  3. 菅江真澄終焉の地の碑鳥居をくぐってすぐ左。旅の記録者・菅江真澄の最期の地を記す碑
  4. 武家屋敷通り中日に曳山が抜けていく武家町の通り。佐竹北家の上覧へ向かう道
  5. 勝楽山成就院薬師堂中日と最終日に曳山が参拝に上がる薬師堂

実際の行き方

  1. 東京駅→角館駅(秋田新幹線こまち・乗り換えなし)。
  2. 角館駅→角館總鎭守 神明社(南西へ徒歩)。
  3. 初日の夕刻、神明社で曳山の参拝を待つ。
  4. 中日は昼に武家屋敷通り、夜は観光やまぶっつけへ。
秋田新幹線で角館へ
角館駅には秋田新幹線こまちが停まり、東京から乗り換えなしで着く。秋田内陸線もこの駅が終点だ。駅を出たら南西へ、町なかを歩いて神明社へ向かう。
角館駅へ戻る
同じ道を駅へ戻る。祭りの夜は、夕方の行事が始まる前に、こまちや在来線の最終時刻を確かめておきたい。町なかは交通規制がかかり人も多いので、帰り道には時間の余裕を。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

角館祭りのやま行事は、町の総鎮守である神明社と、勝楽山成就院薬師堂の祭りが一つになったものだ。18の丁内から出る曳山が、江戸時代から残る町並みを曳き回される。曳山の上には武者人形や歌舞伎人形。内部には笛・太鼓・鼓・摺り鉦・三味線の囃子方が乗り込み、前の舞台では踊り手が手踊りを披露する。曳山は参拝や上覧といった目的を持って動き、行き合えば交渉で道の優先を争う。決裂すれば力ずくで押し通る。これが「やまぶっつけ」だ。

おすすめの楽しみ方

初日の夕方は神明社へ。夕刻から夜更けにかけて、曳山が囃子と踊りを連れて次々と参拝に来る。中日は武家屋敷通りを抜けて佐竹北家の上覧へ向かう曳山を追い、夜は時刻と場所を決めた観光やまぶっつけを見る。最終日は曳山が薬師堂へ参拝に上がる。時刻や激突の場所は年ごとに発表されるので、その年の公式案内を確認したい。

歴史・背景

角館は佐竹北家の城下町として栄え、武家の住む内町と町人の住む外町に分かれていた。祭りは外町の発展とともに規模を広げ、『佐竹北家日記』に初めて記録が見える。神明社と薬師堂はかつて別々の日に祭りを行っていたが、明治初期以降の曲折を経て、一続きの祭りにまとまった。1991年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録された。

行く前に

現金
通りからの観覧は無料。2026年には田沢湖・角館観光協会が、観光やまぶっつけのガイド付き有料観覧席を初めて設けた。翌年以降も行われるかは、その年の案内で確認を。
知っておきたいこと
日程は毎年同じだが、曳山の動きは交渉しだいで決まっていない。祭りの期間は町内に交通規制が敷かれ、バスやタクシーの運行にも影響が出る。出かける前に、その年の公式の日程と規制を確認したい。
別ルート
北からは、鷹巣駅から秋田内陸線で角館駅まで下ってくることもできる。
降りたあと
角館駅から南西へ、町なかを歩く。神明社は「神明山」と呼ばれる一角に鎮座し、駅からは直線で1kmに少し足りない距離にある。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。